27 12月ALL開発ヒストリー ⑩

さて、何日か前に

パッシブハウスをオーバーな高断熱・高気密な建物と思ってる方は、

はっきり、言いましょう。まったくの間違いです。

といったのは、皆さんはドイツの基準で考えるからでしょう。

という私も、ドイツの職人(マイスター制度)に憧れ、ドイツの省エネに惚れ、

ドイツ信者だった私もそう考えてました。

 

しかし、実際、日本で建設されたパッシブハウスにカビがでたり、

イニシャルコストほど、冬は暖かいけど・・夏場がね!と聞くにつれ、

パッシブハウスが眉唾に思えてきてた時だった。

PHIUSのカンファレンスに出席して衝撃がはしり、

気が付きました。

というのも、弊社では十年以上も前から地域の気象データを活用し、

パッシブデザイン(太陽の光、熱、風といった「自然エネルギー」を

最大限に活用・調節して、快適な住まいづくりをしようとする設計思想・設計手法)

を取り入れてきてたので、そこに気がつくのは比較的容易だった。

 

日本のように、MIX気候ではPHIの基準では全くもってナンセンス。

北海道でも、新潟でも、九十九里でも、沖縄でも、同じ基準で良いはずがない。

地域のビルダーである私達こそ、

地域の気象データを活用してパッシブハウスを建設すべきだと・・・。

 

しかし、そうは言っても、日本では、パッシブハウスはやはりイニシャルコストが

かかってしまう。

ところが、アメリカの場合

パッシブハウス基準を決定するのは、

気候別と・・・ここが重要なのだが、経済性の最適化がとても重要視される。

今までの、実証データとコストに基づいてアルゴリズムが最適化を教えてくれる。

 

アルゴリズムっていったいなんだろう。

AIの話になってくるので・・書きませんが、本当はそこが知りたい。

日本でも、多くのパッシブハウスが建設され、そのコストと実証データがあれば

どうやら、コンピューターが教えてくれるそうだ。笑。

 

永く住み続ける家、

せっかく建築した家も、

毎日の暮らしで必ず必要となる光熱費や設備費などのエネルギー費が多くなれば、

その分、家計の負担は将来にわたって大きくなる。

エネルギー効率の悪い家は部屋ごとに寒暖差が大きくなり、

住む人の身体にもヒートショックや循環器系の疾患などの悪影響を及ぼす。

考え抜かれた建築素材を使用し、できるだけメンテナンスを少なくしないと

将来的な負担を抑えられない。

エビデンスで約束された外皮の構成を見極め、きちんと施工しないと、

温度・湿度を容易に管理できない。すなわち家自体の耐久性が増さない。

簡単に言ってしまうと、これらのすべての答えが、これがパッシブハウスだ。

 

パッシブハウスについてまだまだ、話足りないが、

パッシブハウスの話は一旦ここで終わりにして、「ALL」の話に戻しましょう。

つづく

 

ちなみに、PHIUSのパッシブハウスの爆発的なデータを

載せときます。(気候別と経済性が基準に反映されてから)

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