08 4月省エネ基準

日本国憲法25条

健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する

 

2020年に省エネ基準の適合義務化、ということで、

弊社の設計は温熱計算をしっかりやる!と準備してきたし、

お客さんのためになることだからと、省エネ適合以上に取組んできた。

 

しかし昨年、2020年の省エネ基準への適合義務化が先送りとなった。

この先送りの理由の本質をここで述べようと思わないが、とても残念な結果だ。

 

そして、この規制強化の改正案の変化はこうだ!(もはや規制強化ではないね)

 

2021年4月1日に、「建築物省エネ法」の改正

住宅を建築する際に、省エネの「基準」に適合しているか否かの説明を

「建築士」が行うことが「義務化」されます。

(説明されなかったら違法となります)

 

説明の義務です。

どういうことかと言うと、

 

まず、省エネ法には「基準」があります。

地域によって違いますが、一定の省エネの「基準」が決まっていて、

その基準に適合させようと、お国は言ってきたのですが・・・

基準は任意で、必ずしも守る必要性がない。

「適合」が「義務化」になった訳ではない。

つまり、「不適」でもその説明がなされ、お施主さんが承諾していれば、それでよいということです。

書面にて説明した事をお施主さんにサインと印鑑をいただければOKになるということです。

なんともなんとも言い難し・・お粗末でございます。

 

ブログで、なんども言ってきましたが、欧米やお隣の韓国、中国のほうが、

住宅の温熱環境の性能はとても良い、

しかも地球温暖化防止、脱炭素社会への関心にも関わらず、

凄く低レベルな温熱環境の住宅を供給することに躊躇しない。

残念だ。

今時この温熱環境レベルで施工している住宅は少ない。

でもこの地域はまだまだあるが・・。

仮に基準適合レベルまで持っていったとしても、

どのレベルを基準にするか微妙ではあるが、

コストUPは、ほとんど気にする必要はない。

むしろ私は、UP要素は無いと思う。

 

当然、最低限の省エネ基準に適合しない仕様だと室内は冬は寒く、夏は暑くなる。

冬も夏も我慢することが省エネだと思ったら大間違いだ。

暑さ寒さを我慢しても、光熱費は我慢できないと思う。

35年の住宅ローンと莫大な光熱費と・・・生活するのが大変だ。

供給者側から、言ってしまうと基準に満たない住宅が存在する限り

その住宅は、余計なエネルギーを消費し続ける。

さらに、お金を無駄にするだけでなく、さらに健康阻害の要因になり、

体を壊したら、医療費だって・・・となる。

 

少し飛躍し過ぎかもしれないが、

「お客さんは、自分が暮らす家が、どんな家なのか、よーくよーく説明を聞かなければいけない。健康で文化的な生活を送りたければ自分で勉強して失敗しないように!勉強しない人のことは知りません。」

 

これで、よいのか?

 

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