家族時間を楽しむ暮らし
銚子市T邸
初夏の青空に映えるすっきりしたシルエットの平屋の住まい。出迎えていただいたのは笑顔が素敵なご夫婦と3人のお嬢さんです。
家族全員が「一番好きな場所はLDK!」とTさんご一家。ダイニングテーブルで宿題をしたり、和室で遊んだり、TVを観ながらソファでゴロゴロしたり。
キッチンでお料理をしながら子どもたちの様子がわかるし、会話も弾みます。それぞれが違うことに夢中なときも、家族一緒の団らんも、居心地のよさは格別です。
「子育てはやっぱりマイホームで」と家を建てたのは、こんな家族時間を過ごしたかったから。
モノトーンと木目で統一したキッチン&ダイニングスペースには、お嬢さんたちが描いた絵が飾られ、漢字の習得表も貼られています。
「モノは少なく暮らそうね、と言っていたけど、結局いろいろ増えてきちゃって」と奥様は笑いますが、たっぷりの収納ケースとご夫妻の工夫ですべてが使いやすく収まっています。
インテリアに合わないモをノ排除して隙なく整えた部屋でなく、家族それぞれの大切なモノが集まって調和する空間。おおらかに家族を包み込み、幸せの記憶が刻まれています。
庭は小さなワンダーランド
お休みの日は庭で過ごすことが多いというTさんご一家。新築当初は何もなかった庭に、ご主人が芝を張り、奥様のお父様が本格的な遊具を作成。
一隅にある家庭菜園では夏野菜が元気いっぱいに葉を茂らせ、まもなく収穫の時を迎えます。
家の完成がゴールではなくスタート地点。
敢えて残した未完の部分を、ひとつひとつ手をかけて育んできた庭だからこそ、愛着もひとしおです。
LDKからひとつづきの広いデッキは、セカンドリビングとして大活躍。
バーベキューや水遊びで思い切りはしゃいでも、お向かいはご主人の実家なので気兼ねは無用です。
時にはテントを張って、庭で一泊することもあるそう。
いつもの我が家で非日常を満喫出来て、子どもたちも大喜び!
光や風、季節の移ろいが身近にある暮らしってどんな贅沢よりも豊かだと思いませんか?
満ち足りた住まい
お話を伺っているときも笑顔の絶えない奥様のお仕事は、小学校の先生です。
多忙な毎日だからこそ家事動線にこだわり、老後の暮らしまで見据えて平屋を選びました。
実際に住んでみて、何かご不満は?の問いに「全くありません!」ときっぱり。
「住んでから、ここをこうすれば良かったと思う部分が出てくると聞いてますが、不思議なほど何も不満がないんです。」
うんうんと、かたわらでうなずくご主人。
それはきっと、住まいにおふたりの工夫と愛情をたっぷりかけているからではないでしょうか。
満ち足りた住まいに包まれて、あたりまえの日常を楽しみ慈しむ暮らしが続いていきます。