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お客さまの声

3度の挑戦で巡り合えたご縁

成田市H邸

H様はご夫妻と4歳のお嬢様の3人家族です。街路樹がうっすらと色づき始めた10月下旬、取材のために訪れると、お嬢様が元気な声でお出迎えしてくれました。

H様は家を建てようと決めてから完成するまでに、2度の挫折を乗り越えています。当初は大手ハウスメーカーと契約寸前まで進んだところで、メーカーの不手際により土地取得がならず断念。もう家を建てるのは止めてしまおうかと思うほど大きなダメージを被ったそうです。

2度目は地元の設計事務所に依頼しましたが、打ち合わせを重ねるうちに住まいに対する価値観の隔たりを痛感したことで破談に。
施主の希望に対し「この程度で十分、大丈夫です」という言葉のみで、実証できる数値を示す手間を惜しむ姿勢には、失望しか感じませんでした。

長期化する家づくりの過程でH様は自ら建築や工法について積極的に学び、SE構法ができる工務店を求めて辿り着いたのがハヤシ工務店です。

ちょうど奥様の知人から、住宅デザインの優れている会社として伝えられたことも重なりました。
そして、ハヤシ工務店との最初の打ち合わせで、住まいに対するスタンスの一致を確信。

「この工務店さんなら大丈夫だ」と感じ、その日のうちに地盤調査などを依頼しました。

「家づくり」は 難行苦行のプロジェクト!?

ご夫妻が住まいに求めることは「強・用・美」。強く、実用的で美しくなければ、生涯暮らす家としてふさわしくないという考えは完全に一致し、プランニングで意見が対立したことは全くありませんでした。

耐震性や快適性など建物全体のスペックはご主人、使いやすさやビジュアル面は奥様主導で進めた家づくり、さぞプランを話し合う時間が楽しかったのでは?の問いに奥様は「全然!あまりにも大変過ぎて、楽しいどころか、もう辛くて辛くて。」とのお答え。

ご主人も「楽しむ余裕なんてないほど、二人の本気度が強かったんです。」とのこと。
そして奥様とは一度も揉めなかったけれど、「設計士さんとは意見が対立したことも多々ありました。

お互い譲らず、もう本気のバッチバチ。怒鳴っちゃったこともあったなあ。」と、それこそ1番楽しかった思い出のような笑顔で振り返ります。

ご夫妻にとって家づくりは、決して失敗できない一大プロジェクト。
何も妥協せず、真剣に緻密に進めたからこそ、完成したときの達成感もひとしおです。
「やったー、大成功!という喜びと開放感。家が完成して住み始めてからもう、毎日楽しくて、快適で!」と、住み心地の感想もぴったりと一致しています。

暮らしとともに進化しつづける住まい

住み始めてからひと夏が過ぎ、室内環境は「まさかこれほど快適とは」と驚くほど。
「冬は寒くなければいい、夏は涼しく過ごしたい」というご主人の言葉通り、清浄な空気とさらりとした無垢材の床に包み込まれるような心地よさです。

新たな家でどう暮らしたいかを徹底的に追求し、実現した住まいにご夫妻は「後悔する部分がひとつもありません」と口を揃えます。
でも、まだH様邸は完成ではありません。お引き渡しがゴールではなく、暮らしながらDIYで手を加える余地をあえて残してあります。

これから幾度もの四季を迎え、ご家族の暮らしに寄り添いながら、進化しつづける住まいです。

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