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お客さまの声

思い描いた暮らしそのままに

横芝光町H邸

 玄関ドアを開けると真っ先に目に映るのは、正面に設けられたピクチャーウインドウからの庭の眺め。
広い土間スペースの向こうに切り取られた景色は、その季節、その時間によって表情を変え、見飽きることのない生きた絵画のようです。

 H様ご家族はご夫婦と2人の息子さんの4人暮らし。
ご主人の転勤に伴い日本各地での生活を経験し、2022年、奥様のご実家のある横芝光町に新居を構えました。
家を建てるにあたり、お2人が優先されたのは機能性の高さです。
様々な賃貸物件で暮らした中から浮かび上がってきた住まいの無駄や不便さを解消し、家族が快適にサスティナブルに暮らしていくためのアイデアを集約しました。

「福岡で住んでいたマンションは結露が酷くて。
今は、夏も冬もエアコン1台のみで家中が適温で、電気代もかかりません」と奥様。
「何より気密性にこだわった結果、ハヤシ工務店を選びました。
デザインは自分たちでこうしたい、とお伝えすればいいけれど、機能面はその技術やノウハウのある工務店じゃなければ出来ない部分ですので」とのことですが、家の外観、間取り、内装全てが美しく、随所にこだわりが見受けられます。

 それもそのはず、奥様は某大手ハウスメーカーのエクステリアデザインを手掛けていた方。
現在もご実家の家業である造園関係に携わっています。
数々の新築物件に設計段階から関り、プロとしてご提案をしてきた経験が、この住まいの完成度を高めているのでしょう。

庭と暮らす家

「福岡に住んでいた頃は毎週末外出していましたが、この家に越してきてからお休みの日も家で過ごすことがほとんどです」とご主人。
LDKは庭に面して大きな開口を設けていますが、道路側からは見えない作りになっているため、カーテン等で遮ることなくプライバシーが守れます。

 庭の植栽はもちろん、奥様の本領発揮。
和庭のイメージが強いツワブキ等と乾燥に強いオージープランツが違和感なく調和し、様々なフォルムや色、質感の植物を高低差に配慮しながら見事な景観を作り出しています。
その植栽を殊更引き立てているのが青々とした一面の芝生です。
 

 芝生のお手入れはさぞ手がかかるかと思いきや、芝刈りは自動芝刈り機、水やりはスプリンクラーで行っているとのこと。
なるべく手間を省いて、その時間は子どもたちと遊ぶために使うのがH家の方針です。

 「家事をしている間にスプリンクラーで水まきしていると、芝生より子どもたちがビショビショになっているんですけどね」と奥様。
5歳と6歳の息子さんたちも、思いきり走り回れる庭を満喫しています。

家事時間を家族時間へ

 機能性の他、ご夫妻がご希望されたことは、お掃除がしやすいことと、廊下を設けないこと、明るくし過ぎないこと。
お2人で口を揃えて「階段の掃除が嫌だから、平屋にしました」と笑います。

 そして廊下を設けないのは、単に通路としての使い道しかない空間は無駄だから。
H邸の通路は全て収納を兼ねていて、玄関収納やパントリー、クローゼットもウォークスルー。
必要なモノを適所に収納した行き止まりのない動線を実現しました。

 室内を明るくし過ぎないのは、お2人が新婚旅行で訪れたカナダで、ほの暗い部屋の居心地よさを実感したから。
作業する際にその場所に合わせた明るささえ確保すれば、部屋全体を煌々と照らす必要はない、という意見で一致しています。
「設計の際、シーリングライトだけはつけないで、とお願いしました」と奥様。

穏やかな暗がりが灯りの温かさを引き立て、より一層落着きあるくつろぎの空間を演出しています。
無駄な空間、時間、手間は省いて、それらはできるだけ家族で楽しむために使う暮らし、ぜひ参考にされてみてはいかがでしょう。