年齢を重ねても 快適に暮らすために
旭市 H様邸

ご夫婦でコンビニエンスストアを複数店舗経営していらっしゃるH様ご夫妻は、お母様と愛犬ロイくんの3人プラス1匹暮らし。
新築したご自宅で暮らし始めて約1年、おふたりとも「後悔ポイントは全くありません」と口を揃えますが、当初は建て替えではなくリフォームを予定していたそうです。
同じ敷地に建っていた以前のご自宅は、2階建で延べ床面積が100坪以上もありました。同じ屋根の下にいながら家族の気配がわからないほどの広さで、「部屋から部屋への移動も遠く、お片付けや掃除の負担も大変でした」と奥様。今は亡きお父様が、阪神・淡路大震災の後に耐震性を追求して建てた鉄筋の頑丈な家でした。

豪雨の際に出窓から雨が漏ったことをきっかけにリフォームの打ち合わせを始めると、ここも、あそこもと、変えたいところが続出し、立派な家だけに大規模な工事になってしまいます。それだけ費用もかさむため、いっそのこと建て替えようかという案も出ましたが、家族の安全第一というお父様の願いがこめられた家です。子どもたちの成長と自立を見守り、これからもずっと暮らすつもりだった家には、ご主人もひとしおの思い入れがあります。
悩みに悩んだ末に心を決めたのは、ハヤシ工務店社長の「20年後を考えたら、建て替えた方がいい」という一言でした。
夫の夢・妻の夢

新たな家への一番の要望は「シンプルですっきり」。適所に収納を設け、LDKを一体化した平屋です。フロアに段差がないため、カニンヘンダックスフンドのロイくんにとっても安心・安全。白で統一した収納の扉を開けると、用途別にラベリングしたボックスで、取り出しやすく、しまいやすく、わかりやすく整っています。
「片付けなきゃ、と気負わなくても、すっきりとした状態を保てるので助かります」と奥様。さらに、キッチンを中心としてリビング、サニタリー、ランドリー、寝室、玄関までぐるりと回遊できる動線により、以前に比べて家事のための移動が相当楽になったとのこと。時間にも余裕ができたため、夕食後はおふたりでゆっくりと仕事の課題や将来の目標について語り合うそうです。

ご主人の目標はプロゴルファー。経営者として多忙な日々を送りながらも、フィジカルとメンタルのトレーニングを欠かしません。好きなお酒も控え、夏に実施されるプロテスト合格のために練習を重ねています。
奥様が目指しているのは、心理カウンセラーとして開業すること。従業員のメンタルケアのために心理学を学んだことをきっかけに、カウンセリングの資格や、コミュニケーションスキルを教えるセミナー講師の資格を取得しました。
ふたりの夢

お子様たちも自立され、ご夫妻それぞれの目標に向かって歩みを進めていますが、おふたりの最終目標は沖縄への移住です。65歳を過ぎたら沖縄へ移住し、ご主人はプロゴルフコーチ、奥様はカウンセラーとして暮らす計画を立てているそうです。
この家は終の住処ではなく、次のステージへの夢を育む家。「ふたりとも今は、人生のセカンドステージ。やりがいのある仕事に打ち込みながら、お互いの目標へのスキルを高めて、移住までの基盤を作っておこうと考えています」。