暮らしの中で 進化する家
山武市W邸
春の訪れを感じるころ、暮らしはじめて4 年になる山武市松尾のW さんのお宅を訪ねてきました。新築当時にはいなかった次男K君が元気にお出迎えしてくれました。
『暮らし』のことが大好きな奥さま。
家づくりの計画のときから、こだわりがいっぱいでした。
何度も打合せを重ね、それこそスイッチプレート一つにもこだわって、「納得のいく家づくりができた」と完成当時のいい笑顔が印象的でした。
さてさて、それから四年。家族も増えた今、暮らしはどのように進化していったのでしょうか。。。。
4年たてば家族も暮らしも変わる
4年たてば家族も暮らしも変わります。
当時、4歳だったお子さまも今では小学生。
新たにお子さまも増えました。
子どもの成長が進むにつれて要素は様々に変化します。
ある程度は予想をしていても、実際その時になってみると違ってくることも多々あります。
少し手狭になってきた
どんなにモノを持たないようにためないようにしていても増えてしまうのがモノ。
Wさんの家もそれを見越して収納はたっぷりと作っていたのですが、それでもやはり少し手狭になってきたようです。
お子さんが大きくなってきて、ご夫婦の嗜好も『家族で楽しめること』へと変化しました。これまでなかったキャンプ用品や旅行グッズなどが増えました。
そして、スマートフォンの普及も暮らしを大きく変えた一つです。以前は毎日のように使っていたパソコンスペース。
今ではそこでパソコンを開くことはなくなりました。
また息子さんが小学校に上がって、習い事が始まったり、学校でプリントたくさん持って帰ってくるようになったりで、管理しなければならない書類が急激に増えてきたのです。
プチ改造を実行
そこで、昨年プチ改造を実行。屋根裏空間を収納に。
大物をざっくり収納することで、家が広く使えるようになりました。もともとあった収納も配置を見直して、より今の暮らしに合うようにブラッシュアップ。
外回りも自転車置き場を作ったり、太陽光発電パネルを設置したり、どんどん進化してきます。
家は建てたら終わりではなく、家族とおなじく暮らしの中で変化させていくもの。それを体現しているお住まいでした。
また明日には違った様子になっているかもしれません。
暮らしを楽しむために
『暮らすこと』をとても大切にしているW さん家族。
花を飾る、季節に合わせてアイテムを変えるなど、ほんの少しのことで、暮らしはぐっと上質なものになります。
その一つ一つを楽しんで慈しんでいることが、家の端々からうかがえます。
それもこれも家族で過ごす時間を『心地いもの』にするため。そして何よりご自身が楽しく過ごすため。
住まい始めた家に手をかけ愛をかけ、暮らしに合わせてますます進化していくのでしょう。また次に訪れたとき、どんな変化がみられるのか楽しみです。