10 1月ALL 開発ヒストリー⑮

木造住宅にとって

耐久性をもたせるうえで欠かせないのは、

壁内環境であろう。

つまり、壁内が結露すると、カビが発生し、

腐朽菌がでて、木を腐らせ耐震性が著しくおちてしまう。

 

その結露だが、

日本では、夏型結露、冬型結露がある。

この2つについて説明はしないが、

結露を防ぐことはとっても簡単だ。

特に、私達の地域での夏型結露は、全く恐れるに足りない!

ただ、経験と感だけでの施工はもちろん駄目である。

刻一刻と変化する外気温と室内温度を考慮して、

非定常で計算してシュミレーションすれば、

ある程度の対策がとれる。

いままでの、定常計算での夏型結露の常識という神話は、

いまや全く私には通用しない!

とはいえ、夏型結露現象が無いということではないので勘違いしないでほしい。

さらに、リフォームを依頼されて、壁を開けてみたところ土台・柱、合板に

カビがつき腐っていたということはある。

これは、結露でなく、つぎの二点が主な理由だ。

 

雨水の侵入と躯体の初期含水率が大きい。

 

もはや雨水が壁内に侵入するということは瑕疵である事は分かるし、

カビが発生することは当然だ。

さらに、木造の躯体が雨にさらされることで、

土台・柱・梁・間柱の含水率が大きくなる。

(一度窯に入れた乾燥材は繊維が死んでるので水分を含まないってのは嘘)

で、含水率の大きいまま、壁の施工(断熱材も含む)を

してしまうとあきらかに壁内環境は危険になる。

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しかし、ALLという規格住宅は全くその心配がない。

雨にさらされないからだ。

一日で止水ラインが完成し、躯体そのものは、サイト(現場)外で

製作してくるので、組上げる日を雨の降っていない日に設定するだけでよい。

 

つづく

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