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意外と知らない?地鎮祭って何?「地鎮祭」の基本と役割

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地鎮祭

こんにちは♪いずみんです❤
地鎮際について今回はBlogっていきたいと思います♪


地鎮祭について意外と知らない方が多いようで、ご存じですか?と聞くと
なんか皆やってるから…よくわからないけど、親に言われたから…との回答を聞くことがチラホラ。

そこで、今回は地鎮祭について解説していけたらと思います❤

地鎮祭は、建物を建てる前に行う日本の伝統的な神事で
土地の神様へ工事開始の報告と、安全・繁栄を祈願する目的で行われます。

「これからこの土地を使わせていただきます。どうぞ見守ってください」という、神様へのご挨拶のような意味合いがありますの安全と、そこに住む人の繁栄を祈る儀式です。
日本では特に神道の習慣として広く行われますが、仏式や地域独自の形もあるようです。

地鎮祭の目的

地鎮祭には主に3つの目的があります。

  • 土地の神様へのご挨拶
    「これからここに建てますので、よろしくお願いします」という意味。
  • 工事の安全祈願
    事故や災害が起きないように祈る。
  • 建物や住む人々の繁栄を願う
    完成後も平穏に暮らせるようにする。

「縁起を担ぐ儀式」として、多くの方が家づくりのスタートに選ばれています。

地鎮祭の流れ

一般的な神式の流れをご説明しますね♪

  1. 祭壇を設置
    お酒や米、野菜、魚などをお供えします
  2. 神主による祝詞奏上(のりとそうじょう)
    神様へ祈りを捧げます。
  3. 四方祓い
    土地の四隅をお祓いし清めます。
  4. 鍬入れ(くわいれ)の儀
    施主や施工業者が鍬や鋤を入れて「えい、えい、えい!」と掛け声をあげます。
  5. 玉串奉奠(たまぐしほうてん)
    神前に玉串を捧げます。
  6. 直会(なおらい)
    お供え物をいただき、儀式を締めます。

地縄立会いとは?地鎮祭で行うもの?

地鎮祭に加え、工事着手前には「地縄張り」という工程があります。
地縄張りは施工業者が地面に杭(くい)を打ち、ロープなどを張ることで、建物の位置を確認します。
地鎮祭をする場合、地鎮祭の前に地縄張りが行われるのが一般的です。

また、地縄張りを行い、施主が建物の位置を確認することを「地縄立会い」といいます。
多くの場合、この地縄立会いは地鎮祭と一緒に行いますが、地鎮祭と地縄立会いは同じタイミングで行わなければならないものでもありません。

地縄立会いは、建物の配置などを確認するためとても重要な工程です。
そのため、地鎮祭を行わない場合でも地縄立会いは必要になります。

地鎮祭の日取りはいつが良い?

地鎮祭は、建築における縁起のいい日に執り行うのが一般的です。

「冠婚葬祭などの場合は『六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)』を参考に日取りを決めることが多いですが、
建築の場合は『十二直』という暦注を元に選定した建築吉日(建、満、平、定、成、開)から日取りを決めます
大安であっても、十二直の三隣亡(凶日)に当たる日は避けたほうがいいなど独特の慣例がありますので、
希望の日程がある人などは、早めに神主や建築会社の担当者と打ち合わせをしておくことがベストです。

かかる時間と費用の目安

時間】
儀式自体は30分かからない程度ですが
施工業者は、準備や片付けを含めると約1~3時間ほどかかる場合もあるんです。

費用

  • 初穂料(玉串料):3~5万円(祭壇用品含む)
    →ご依頼する神社により用意するものや費用が違いますので確認してみた方がよいと思います。
  • お車代:5,000~1万円ほど
    →こちらはお気持ちになりますので強制しているものではございません。
  • 近隣挨拶
    →その他にかかる費用は、近隣の方へのあいさつの際に持参する粗品や宴会の飲食費など。粗品は1つ2000円程度のものを用意される方が多いですが、地域によって差がありますので、こちらも事前に確認しておくと安心です。
  • 儀式後の宴会
    こちらについては近年では省略し、代わりに仕出し弁当を御用してくださる場合や、お気持ちをご用意してくださる方もいらっしゃいます。

    ※全体では10万円前後が目安ですが、参加される人数や地域柄もよりますのであくまでも目安となります。

のし袋の書き方に注意!表書きは神式は玉串料か初穂料

「神式の場合の謝礼ののし袋の表書きは『玉串料』もしくは『初穂料』で、仏式の場合は『お布施』です。
金額は地域によってさまざまなので、神主や担当者などとよく相談すると良いと思われます。

のし袋などの封筒は、100円ショップなどで購入したものでも問題ありません。
ただし、汚れや傷がないきれいなものを選ぶことが大切です。
金額に見合った品質のものを使用するのが最適ですが、必ずしも高価なものでなくても構いません。

また、自分で表書きを書く場合、筆ペンで丁寧に書くのが理想的ですが、ボールペンでも大丈夫。大切なのは、心を込めて丁寧に書くことです。

地鎮祭に参加する際の注意点

服装のマナー
地鎮祭の服装に決まりはありませんが、神事であるため、清潔感のあるフォーマルな服装が望ましいとされています。
ラフな格好よりは、少しフォーマルな方が好ましいかと思います。

近隣の方々へのあいさつは担当者や現場監督と一緒に
工事が始まると、騒音や車の出入りなどで、近隣に迷惑をかけてしまうこともあります。何か問題があった場合の窓口は建築会社になり、工事のスケジュールについてなどを質問されることも多いので、あいさつは施主と担当者や現場監督などが一緒に行わせていただいております。

『向こう三軒両隣』と呼ばれる、家の向かい側3軒と、両隣2軒はもちろんですが、その他にも工事車両や人の出入りなどで迷惑をかけることになるお宅にもあいさつが必要です。また、地域によっては自治会や町内会の会長にあいさつをするところなどもあります。
あいさつ回りのマナーなどは地域差があるものなので、地域の慣例にならうと安心です

地鎮祭を行うかどうか?

法律で義務付けられているものではございません。
近年では、簡略化して お清めだけ行う 方や、 工事関係者と一緒に安全祈願の黙祷をする といった形も増えてきているようです。
それぞれの価値観やライフスタイルに合わせて選んで良いと思います。


私たちの住む田舎では、多くの方が地鎮祭を行い家づくりの節目としている行事になっています
実際に「やって良かった」という声が多くいただいております。

地鎮祭は、工事の安全を祈り、土地の神様に挨拶する大切な儀式となっております。
マイホーム建築時の一生に一度の経験になるかと思いますので、是非この貴重な体験をお勧め致します。

また、「上棟式」も欠かせない行事の一つになります。これはまた次回に❤