こんにちは♪ハヤシ工務店東金店の いずみんです❤
今回はセルロースファイバーについて、もっともっと皆さんに知っていただきたいのでブログに書き込みたいと思います❤
セルロースファイバーとは?
簡単に説明しますと👆
一般的なセルロースファイバーは、新聞紙などの古紙を再利用して作られるリサイクル素材の断熱材です。パルプ繊維(セルロース)を細かくほぐし、ホウ酸などの薬剤を加えて防虫・防カビ・防火性能を持たせています。施工時は壁や屋根の内部に吹き込む「吹き込み工法」が主流です。
ハヤシ工務店では古紙を再利用するのではなく、新聞の印刷後、配布前の余ったバージン紙を購入しそれを再利用しております。
ホウ酸処理していますので壁内に虫が生息できない環境になります。
Gやシロアリちゃんですね。これはお施主様がいつも喜んでいる部分ですね。
セルロースファイバーの主な特徴についてご説明しますね❤
1. 高い断熱性能
・熱伝導率は0.040〜0.045 W/m・K程度で、グラスウールと同程度かそれ以上の性能。
・繊維が空気を含むため、冬は暖かく夏は涼しい快適な室内環境が作れます。
住宅用断熱材の熱伝導率 比較表
熱伝導率は、物質が熱をどれだけ早く伝えることができるかを表す指標です。参考までに添付しますね❤
断熱材の種類 | 熱伝導率(W/m・K) | 特徴・備考 |
セルロースファイバー | 0.040〜0.045 | 吹き込み工法。調湿性・吸音性に優れる。自然素材由来。 |
グラスウール | 0.035〜0.050 | 価格が安く流通量が多い。施工精度で性能に差が出やすい。 |
ロックウール | 0.038〜0.045 | 耐火性に優れる。グラスウールより吸音性が高い。 |
硬質ウレタンフォーム(吹付) | 0.024〜0.030 | 非常に高い断熱性能。気密性も確保しやすいが価格は高め。 |
押出ポリスチレンフォーム(XPS) | 0.028〜0.034 | 主に床や基礎に使われる。水に強く湿気に強い。 |
ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS) | 0.034〜0.040 | XPSより若干断熱性能は劣るが、安価で加工しやすい。 |
羊毛断熱材(ウール) | 0.035〜0.040 | 自然素材で調湿性に優れるが、コストは高め。 |
ペットボトル再生ポリエステル系 | 0.035〜0.045 | エコ素材。調湿性はないが耐久性が高い。 |
【補足事項】
・実際の断熱性能は「熱伝導率 × 厚み」で決まります。
・各材料の品質や施工方法(充填密度・吹付精度など)によっても性能は変動します。
・高性能グラスウールなど、グレードによって値が変わる製品も多くあります
2. 優れた調湿性
・セルロース繊維は湿気を吸放出する性質があり、壁内の結露を防止します。
・湿度の変化に対応できるので、快適な湿度環境が保てます。
3. 高い吸音性
・繊維が音を吸収するため、防音・遮音性能が高いです。
・特に外部の騒音や室内の音漏れ対策として効果がありますので、音楽やダンスレッスンなど思いっきり楽しむ事が可能です。
4. 防火性
・ホウ酸を含ませているため、燃えにくく自己消火性があると言われています。
・万一火がついても炭化して広がりにくい性質があります。
5. 防虫・防カビ性
・ホウ酸の効果で、白アリ・ゴキブリ・カビなどに強い。
6. 環境配慮型素材
・廃棄処分されてしまうものを再利用しており、エコロジーでサステナブルな選択肢として注目されています。

「家の寿命」は、「人の寿命」
住宅用断熱材の耐久性 比較表
こちらもご覧ください❤
断熱材の種類 | 耐久性(目安) | 劣化要因・特徴 |
セルロースファイバー | 30〜50年(適切施工時) | 防虫・防カビ処理済み。湿気管理ができていれば非常に安定。 |
グラスウール | 20〜40年 | 湿気や圧縮によって性能が低下しやすい。通気管理が重要。 |
ロックウール | 30〜50年 | 吸湿性が低く、耐火性・耐久性に優れる。高温でも変質しにくい。 |
硬質ウレタンフォーム(吹付) | 30〜60年 | 水・空気を通さず非常に高い耐久性。紫外線には弱いので屋内用。 |
押出ポリスチレンフォーム(XPS) | 30〜50年 | 湿気や水分に強く、床下や基礎に適している。白アリには注意。 |
ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS) | 20〜40年 | 湿気にはやや弱く、屋外使用時は防水処理が必要。 |
羊毛断熱材(ウール) | 30年以上(通気良好時) | 吸湿性が高いが、カビや虫に注意。ホウ酸処理で耐久性アップ。 |
ポリエステル系断熱材(PET再生等) | 30〜50年 | 吸湿しにくく型崩れも少ない。防虫性は添加剤で確保。 |
【補足:耐久性を左右する要素】
・湿気対策(気密・通気・防湿層の設計)
・施工精度(隙間なく詰める・吹きムラを防ぐ)
・防虫・防カビ処理の有無
・用途に適した使用部位(屋根、壁、床、基礎など)
「家の寿命」は、「人の寿命」に繋がるので大事なところですね❤
ただ一般的に世の中で言われているセルロースファイバーのデメリットもございます。
デメリット | 説明 | |
① | 施工が難しい | 専門の吹き込み機会と熟練技術が必要で、施工不良があると断熱性能が落ちる。 |
② | コストが高め | グラスウールやロックウールと比べて材料費・施工費がやや高価 |
③ | 施工会社が限られる | 吹き込み工法のため、対応できる施工業者が地域によっては少ない。 |
④ | 重さがある | 他の断熱材よりも密度が高く重量があるため、構造設計に注意が必要なことも。 |
👆デメリットを何と! ハヤシ工務店は覆しました!
まず
①施工が難しいく熟練技術が必要。
→専門の専属社員がおります。【通称:セルロースの加瀬」】この方が専門でおりますので安心してください。
②コストが高め。
→アメリカでは安価な断熱材ですが、日本では一番高価な断熱材になってしまい、良いものなのに中々手が出ないのが現状でした。
そこで!弊社ダイヒョン、何を考えたのか、セルロースのプラントを作っちゃいました。地産地消のセルロースファイバーです。
ですので一般的な価格よりも抑えてご提供することができるのです。
業者販売も行っております。
もしかするとハウスメーカーや他の工務店が使用しているセルロースファイバーは、ハヤシ工務店のセルロースファイバーかもしれませんね。
③施工会社が限られる。
→自社で行っていますので、何の問題もございません。
④構造計算に注意が必要。
→全棟、許容応力度計算にて構造計算しておりますのでご安心ください。
ちなみに、許容応力度計算とは、建物の安全性を確認する構造計算の一種です。建物にあらゆる荷重が加わったときに、柱や梁など一つひとつの部材が耐えられるかどうかを検証します。
世の中で言われているデメリットを、もうデメリットとなどとは言わせません。
セルロースファイバーにしない理由が他にありますか?
セルロースファイバーを使用する家は どんな住宅に向いている?
・高気密・高断熱を目指す住宅
・自然素材志向の家づくり(健康住宅、パッシブハウスなど)
・音環境を重視する住宅(道路沿い・二世帯住宅・スタジオ併用住宅など)
いずみんから一言♡
セルロースファイバーは、自然素材でありながら高い断熱・吸音・調湿性能を備えた、非常にバランスの取れた断熱材です。
こんな最強の断熱材をもっとたくさんの人に知っていただけた嬉です。
施工の質が性能に大きく影響するため、実績のあるハヤシ工務店に依頼することをおススメします♡
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