家の印象を決める「外壁の色」──ディープホワイトからワインレッドまで、6色の個性と魅力
家の外観は、その住まいの“顔”とも言える存在です。
デザインや素材はもちろんですが、何より印象を左右するのが「外壁の色」。
たとえば同じ形の家でも、白を選ぶか黒を選ぶかで、まったく違う雰囲気に仕上がります。
今回は、COCOCIの標準6色──ディープホワイト、シアブラック、ライトメタリックシルバー、ネイビーブルー、ミストグリーン、ワインレッド──を、外壁という視点から詳しく紹介します。
■ ディープホワイト ─ 穏やかで上質な清潔感
外壁の定番といえば「白」ですが、ディープホワイトは真っ白よりもわずかにグレーやベージュを含んだ“深みのある白”。
陽の光をやわらかく反射し、時間帯によって微妙に表情を変えるのが特徴です。
純白よりも汚れが目立ちにくく、温かみを感じるため、長く美しい外観を保ちやすいのも魅力。
ナチュラルモダンや北欧スタイルの家におすすめで、木目のアクセントや植栽とも相性抜群です。
■ シアブラック ─ 重くならない、洗練された黒
黒い外壁は存在感があり、近年人気の高いカラーですが、「重すぎる」「暗く見える」と感じる方も多いもの。
そこで注目されているのが“透け感”や“マットな質感”を持つシアブラックです。
黒の持つ高級感や引き締め効果を残しながら、光を柔らかく反射して圧迫感を抑えシャープで現代的な印象に。
夜の照明との相性もよく、シンプルモダンな外観を美しく引き立てます。
■ ライトメタリックシルバー ─ 未来感と軽やかさを演出
明るい銀色の外壁は、近年のガルバリウム住宅で人気急上昇中。
ライトメタリックシルバーは、金属特有の光沢を持ちながらも明るく軽やかで、清潔感があります。
太陽光の反射によって表情が変わり、天候や時間帯で見え方が変化するのも魅力のひとつ。
無機質になりすぎず、ネイビーやブラックとのツートーンにすると高級感がぐっと増します。
メンテナンス性も高く、汚れが目立ちにくいのも人気の理由です。
■ ネイビーブルー ─ 信頼感と品格を感じさせる深い青
ネイビーブルーは、落ち着いた印象と知的な雰囲気を併せ持つ外壁カラーです。
黒に近い深い青は、光の当たり方によってブルーにもチャコールにも見え、見るたびに表情を変えます。
白いサッシや木目の玄関ドアと組み合わせると、クラシカルで上品な外観に。
一方で、ブラックの屋根やシルバーの窓枠と合わせると、ぐっと都会的な印象に仕上がります。
「派手さを抑えつつ、個性を出したい」という方にぴったりのカラーです。
■ ミストグリーン ─ 自然と調和するやさしい外観に
ミストグリーンは、霧がかったような淡い緑。
自然の中に溶け込むような優しい色合いで、住宅街の中でも圧迫感がなく、穏やかな存在感を放ちます。
木の質感やベージュ系の外構材との相性が良く、ナチュラルテイストや北欧風デザインにおすすめ。
また、白やグレーと組み合わせたツートーンにすると、爽やかで清潔感のある印象に仕上がります。
汚れも目立ちにくく、経年変化を楽しめるカラーです。
■ ワインレッド ─ 上品さと温かみを兼ね備えた差し色
深みのある赤ワインのような色味を持つワインレッドは、見る角度や光の強さによってブラウンにも見える上品な赤。
住宅外壁としては珍しい色ですが、落ち着きと高級感を併せ持ち、個性を演出したい方に人気です。
黒やグレー、木目との相性がよく、部分的なアクセントとして取り入れるのもおすすめ。
重厚感を出しながらも温かみを感じさせ、欧風モダンやクラシックデザインの外観にもよく似合います。
■ まとめ ─ 外壁の色は、家の印象を決める最大の要素
外壁の色選びは、単なる好みではなく「どんな印象の家にしたいか」を決める大切なプロセスです。
ディープホワイトは上質で明るく、シアブラックはモダンで引き締まり、
ライトメタリックシルバーは清潔感と未来感を、ネイビーブルーは知性と品格を感じさせます。
ミストグリーンは自然との調和を、ワインレッドは温かみと個性を表現する色。
どの色も、素材や光との組み合わせによって無限の表情を見せてくれます。
外壁は一度選ぶと長く付き合う“家の顔”。
流行に左右されず、自分たちの暮らし方や街並みにしっくりと馴染む色を選ぶことが、
本当に“住み心地の良い家”をつくる第一歩になるでしょう。

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