こんにちは。ハヤシ工務店の武田です!
夏も本番という気温になってきて、寝苦しい夜が続いておりますすね。
こんな時、高性能住宅なら快適に過ごせるんだろうなと考える方も多いのではないでしょうか?
そもそも高性能住宅って何?っという所からココチの魅力をお伝えしていきます!
快適と省エネを両立する「高性能住宅」とは
地球温暖化対策やエネルギーコストの高騰、そして健康意識の高まりを背景に、「高性能住宅」への注目が年々高まっています。かつては、住宅性能と言えば断熱材の厚みやサッシのグレードを指していましたが、現在では住まい全体の総合的な性能が問われる時代に変わってきました。高性能住宅の定義や条件、性能数値の目安を踏まえ、現代の住まいが目指すべき姿を紐解きます。
高性能住宅とは、断熱・気密・換気・耐震・劣化対策など、住宅に求められる複数の性能をバランス良く高め、居住者の快適性・健康・省エネ性を同時に追求した住宅のことです。特に近年は「HEAT20」や「ZEH(ゼロエネルギーハウス)」といった指標が普及し、住宅の性能を数値で評価する基準が浸透しつつあります。政府は2030年までに新築住宅の平均をZEH水準とする方針を掲げており、今後は高性能住宅が“当たり前”の時代へと移行していくでしょう。
※ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス):年間の消費エネルギー≦太陽光発電などで創るエネルギー。UA値0.6以下が基本。
高性能住宅に求められる条件と数値
高性能住宅を語る上で欠かせないのが「断熱性能」と「気密性能」です。
▷ 断熱性能:UA値(外皮平均熱貫流率)
UA値とは、住宅の外皮(壁・屋根・窓など)から逃げる熱量を示す数値で、数値が低いほど断熱性が高いことを示します。
地域区分 | 国の基準(H28省エネ基準) | ZEH基準 | HEAT20 G2レベル |
---|---|---|---|
6地域(東京など) | 0.87以下 | 0.6以下 | 0.46以下 |
5地域(名古屋など) | 0.87以下 | 0.6以下 | 0.46以下 |
4地域(仙台など) | 0.75以下 | 0.6以下 | 0.48以下 |
HEAT20 G2レベルに達すると、冬の室内表面温度が約15℃以上を保ちやすくなり、ヒートショックのリスクを大幅に減らすことができます。
ハヤシ工務店の施工エリアである千葉県のほとんどの地域は6地域に該当しております。一般的に0.6で優良とされておりますが、COCOCIはUA値0.45!
室内体感温度は一年中18℃~22℃に保たれており、冬でも半袖で過ごるほど快適です。
▷ 気密性能:C値(相当隙間面積)
C値とは、家全体の隙間の合計面積を床面積で割った値で、数値が小さいほど気密性が高いことを意味します。
- 一般的な住宅:5.0 cm²/m² 程度
- 高気密住宅:1.0 cm²/m² 以下
- 高性能住宅の理想:0.5 cm²/m² 以下
気密性能が高いほど、冷暖房効率が上がり、計画換気が機能しやすくなるため、家の空気の質やエネルギー効率に大きく貢献します。
一般的に0.5で優良とされておりますが、COCOCIはC値0.3(平均値)を誇っています。外の熱や寒さの侵入を防ぎ、室内の温度を一定に保つ。魔法瓶のような家を実現しているのです!
換気・耐震・劣化対策も重要
高性能住宅では、断熱・気密だけでなく以下の要素もトータルで考える必要があります。
- 換気性能:24時間換気(第1種換気が理想)により、室内の空気質を保ちつつ熱損失を防ぐ。
- 耐震性能:長期優良住宅や耐震等級3の取得により、大地震にも倒壊しにくい設計。
- 劣化対策・断熱材の耐久性:壁内結露を防ぎ、50年以上の長寿命を前提とした構造設計。
高性能住宅がもたらすメリット
- 光熱費の大幅削減:冷暖房効率が高く、無理なく省エネ生活ができる。
- 健康への好影響:室温が一定に保たれ、ヒートショックやカビの発生を防ぐ。
- 快適性の向上:冬でも家の中で靴下が不要。音やにおいの外部侵入も減少。
- 資産価値の向上:省エネ性能が高い住宅は市場で評価されやすく、将来の資産価値が下がりにくい。
高性能住宅は、単なる「暖かい家」や「省エネ住宅」にとどまらず、環境への配慮、健康的な暮らし、そして将来にわたる持続可能性を実現する、新しい住宅の基準です。性能を裏付ける数値や制度も整ってきた今こそ、暮らしをより良くするための“住まい選びのものさし”として、高性能住宅の知識を深めることが求められています。
性能にとことんこだわるハヤシ工務店だからこそ出来る、性能とコストの“ちょうどいいバランス”を実現したCOCOCI。
COCOCIについて詳しく知りたい方は商品ページをご覧ください↓