昨日、令和元年度 地域の次世代を担う大工育成の修了式だった。
これは、国交省の地域に根ざした木造住宅施工技術体制整備事業で、
補助金を頂いて運営された。私も運営委員の1人である。
弊社からは、若手の社員大工が、参加した。
さらに大工技術を教える講師として私と弊社の棟梁も参加した。
昨年の6月から昨日まで、若い大工が14名学んだ。
座学に、私も聞きたい一流の講師陣を揃え、実務では板図面から、
墨付け、刻み、そして上棟、さらに断熱材の入れ方まで、実習した。
なんて羨ましいことか・・
私の見習い時にはそんな事はなかった。
当然ながら、
若手の職人は減る一方で、現場でも年配の熟練した職人さんが、
何百キロもある高性能な窓と取り付けている。
(ALLだとサイト外で窓を取付けてくるので、
簡単な窓の取付けを熟練の職人さんがしなくても済むのだが)
昔のことを言いたくはないが、
大工職人になるためには棟梁のもとで修行するという
徒弟制度があった。きっと今でもあるのだろう。
徒弟制度について、よしあしあるが、ここではふれない。
ただ、
大工職人が単に肉体労働者になってはいけない!
きっとこれからの大工は「カタチ」を変えていくのだろう。
未来の大工像はどうなる。その変化を知るのは、
今を踏ん張っている若手の職人だし、
未来の大工を創るのはもちろんお前だ!頑張れ!
あたしは、そのお手伝いをほんの少ししてやれるだけだ。