来月お引渡しのS様邸。
私の自宅に近いので、いつもとは違う出勤のルートで、(通常のルートより5分多くかかるだけですが・・・)S様邸によってから出社することも多いです。
今朝もそんな感じで見てきました。
外観のアクセントとなる縦格子が取りつきました。
縦格子の材料は、イペ材です。
ウッドデッキなどにも良く使う耐久性の高い材料です。
とてもかたい木なのでビスをもんだりすると下手な大工さんでは気を割ってしまいますが、こちらの大工さんはそんなこともなくきれいに納めてくれていました。
今はちょっとオレンジがかった茶色ですが、これが経年変化でシルバーグレーになってきて深みが出てきます。
外壁材は、窯業系サイディングの「トリル ネイビー」です。工業製品なので耐火性などたた優れた点が多い外壁材です。
こういった工業製品に、ほんの少しだけ自然素材を使うことによって自然に変化していく経年変化を楽しんでもらえてより愛着を持ってもらえる家になるのではないのかな・・・?と考えてデザインしました。
外部のネットが外れて全貌が見えるようになったとき、(出来栄えにちょっとドキドキはしますが、)楽しみです。