ずいぶん昔の話をしてしまいますが・・。
平成11年の省エネ基準には当初、気密性能をしめす「相当隙間面積(C値)」の必要スペックがあった。ところが平成21年頃に気密性能の規定が突如なくなった。そして平成25年28年の省エネ基準にも気密性能基準はもりこまれなかった。
この理由を知りたい方がいれば、当時、この気密性能の削除に関わった先生が、理由をYouTubeにて語っているので、お教えします。
さて、気密性能の必要スペックがなくなって11年位経ちますが、
本当に気密性能がなくて、良いと思いますか?
つまり規定の厚みの断熱材が入っていれば、気密性能のないスカスカな住宅でも温熱等級4を名乗れてしまうのである。
これは、なんちゃって省エネ住宅を溢れさせた要因でもあるとおもう。
冬にダウンジャケットを着て、前のジッパーを閉じないのと
全く同じであることに気が付かないのだろうか?
当時の気密スペックは今思うと、笑ってしまうくらい低スペックではあったが、省エネ基準には必要である。
ある先生,曰く「気密なき断熱は無力」
絵に書いた餅にすぎないのは間違いない。
だそうだ・・・。