聞いた話だが、
ことあるごとにお客様に話した。
『結局、人は好みをなかなか変えられない。』
たとえば甘い物が好きな人は、
甘い物を食べるたびにもっと甘い物が好きになっていく。
何故か?
人は好きなことをするたびに幸せホルモン『セロトニン』を分泌して、
甘い幸せ気分に浸るようにできている
だから、幸せ気分を味わおうと好きなことを繰り返してしまう
そして好みは心とカラダに染み付き、いつしか習慣化してしまうそうだ。
「人は好みにコントロールされている。」
極論すれば、そんなことが言えるそうだ。
つまり、家づくりでも、この「好み」の壁にぶちあたる。
奥さんと旦那さんの生き方・暮らし方に対する好みの違いが浮き彫りにされ、
さらに夢のマイホームに、すべての希望を叶えたいとの思いと・・・
予算はできるだけお安くとの思いが・・・
せめぎあい・・少し悩み、少し疲弊し、少し不安になる。
なかには、性格によっては旦那さん、奥様が、(奥様のほうが・・多いかな)
重く考え、とても悩む方も実際、たくさんいる。
でも実際みんなそうなんです。悩むんです。
自分好みに生きたいと願いながら
現実(予算)とのギャップに苦しみ悩むんです。
そしてギリギリのベターアンサーを導き出すんです。
そして、やっぱり・・やっとけばよかったって
思う部分が出てきても・・・
自分の答えに納得できるんです。
お客様が納得できるように、住んでから満足できるように、
設計の部分では
未来の暮らしに納得するまでお客様と向かい合い、
建築に関しては、
一生涯のお付き合いができるよう、しっかりと造る。
弊社の社是通りに、アタリマエのことを当たり前に、
やるだけで・・・
むずかしくはない。