既存住宅状況調査の技術者講習会に行ってきました。
おとといは耐震診断の講習会だったので、中一日空いているとはいえ、2連続の東京での講習会は疲れます。。。。。
既存住宅状況調査とは、
名前のごとく既存住宅について調査することなのですが、
調査内容は至ってシンプルです。
構造耐力上主要な部分(柱や梁など)と、雨水の進入を防止する部分(屋根やバルコニー防止など)の「劣化の有無」の調査です。
劣化があるかどうかの調査なので、例えば、雨漏りがあったとしても原因を突き止めることが目的ではありません。
しかも、目視可能な範囲においての部分なので、屋根に登ったりもせず、点検口がなければ理由を書いて点検できずで終了です。
これは、あくまでも、状況調査が広く行われるようにするための、1次的な役割の制度で、そのあとに2次的な役割の制度があります。それが耐震診断だったりします。
すでに宅建業者さんは建物媒介の際には、この制度があることの告知義務があるそうで、希望する売主・買主には既存住宅状況調査のお話をしているそうです。
講習の最後には、40分間の考査テストがありました。
おもに、この制度に関する問題なので、しっかり聞いていないと答えられないかも?と思える内容のテストでした。