残暑が厳しいですね。。。。。
当社では、許容応力度計算という構造計算を行って、耐震等級3をとるようにしております。
いくつかある耐震等級を示すルートの中では厳しい判定で計算されているため同じ耐震等級3でもより安全と言えるかと思います。
そのために、大きな梁を使う必要が時に発生します。
今回はその顕著な例ですが、2F床の梁に高さ420mmの物を使うこととなりました。この程度の高さの物を集成材で使うことはあるのですが、今回はそれでも足りずLVLという材料を使うこととなりました。
これ以上の梁の高さをUPするのは避けたいし、天井高さも確保したいし、省令準耐火の仕様から外れたくないし・・・・といろいろな条件を総合的に判断して1本だけLVLを使うことといたしました。
建築全体の予算を考えて色々苦慮しながら進めるのですが、安心な構造のためには必要な経費かなと思ってます。
日々の業務のご紹介でした。