なんだかとても「清清しい」上棟式でした。
いまどき・・ちょっとやり過ぎかなと思えるくらい
盛大な上棟式ではあったが、
とても心に残る一日だった。
4日前、「社長！」と慌てて現場監督が私につめよった。
弊社の現場にとっては久しぶりのスリリングな事件だった。
それは、弊社にとって、どういった道を選ぶか
思案のしどころだった。
しかし、すぐに私の答えはでた。
知りながら害をなすな！この一言に尽きる。
例え、弊社が多くの損失をだそうと、
ダメなものはダメだ。
この気持ちで現場監督には突っ走ってもらった。
おかげで、無事に上棟ができた。
もちろん多くの人に助けてもらったが・・・。
清清しい。
さらにスピーチで、
施主様は、地元に帰ってきて10年目だと言った。
その節目の年に家を建てられて嬉しいと言った。
両親に｢ありがとう｣と言った。
奥様に｢ありがとう｣と言った。
そして私を｢尊敬できる先輩」と言ってくれた。
社交辞令とわかっていても、
施主様の話すトーンと姿勢から・・・
感動してしまい危うく皆さんの前で
泣きそうになった。
施主様の人柄がでた、とても良いスピーチだった。
清清しい。
そして、最後に
「信用できるハヤシ工務店に最高の家を建ててもらいたい」
と締めくくった。
「任せなさい！」
と心の中で思った瞬間に
あれ、施主様の心のなかにある
「最高の家」ってなんだっけ？
まずい！しまった！でてこない。
大丈夫！ちゃんと思い出しました。
10分ほどかかりましたけど・・・。（笑）