百術不如一誠

社長ブログ

百術不如一誠

再液状化

再液状化について、
最近、再液状化についていろいろな意見があるが、
この場所が再液状化した場所だと、
特定している学者はいない。
特定できれば、世界的大発見だからだ。
「再液状化」の危険性指摘  専門家が被害地調査結果 
 東日本大震災の復旧・復興対策を検討する千葉県議会特別委員会が、
県議会棟で開催された。県環境研究センターの○○理学博士が、
県内で発生した液状化の調査結果を報告、
今回の被害地域で「再液状化」の危険性を指摘した。
○○氏は、今回液状化した東京湾沿岸や県北東部の湖沼埋め立て地、
九十九里沿岸の砂鉄採取跡地は「1987年の千葉県東方沖地震でも液状化した」と指摘。
「液状化部分の多くは締め固まらず、以前よりも緩くなっていることが多く、
再び同じ現象が発生しやすい」と警鐘を鳴らした。

警鐘を鳴らすのもいいが、液状化で被災した方々を
変に不安がらせてはいけない。
どういう対策をとるのか、
どうしたら、
今後液状化した場所に建物を建てても安心でいられるのかを
おちついて、ゆっくり、そして解り易く、
きちんと話さなくてはいけないと思う。
信用できるある博士から私が直接聞いた話ですが、
「私は、一度液状化した砂質が2度と液状化しないと
習ってきたし、そう教えてきました。
しかし最近では液状化の再液状化が叫ばれてますが、
やっぱり○○先生(教授)の話を聞いて確信したと」
その話を聞いて、実は私もとってもすっきりしました。
(詳細を聞きたい方は教えますよ~)
きっと問題は液状化した場所のプロットに問題があるのでは
ないかと思います。
一度、液状化した飽和砂質地盤は、二度と液状化しないのが通説でしたが、
各種研究の結果、再び液状化する可能性があると考えられるようになって・・・
であるなら、再液状化したところをこの目で見たいと思ってます。
しかしながら、現実は地区単位でのプロットで液状化地区というのは
広すぎると思うし、それで再液状化と言っても・・とおもいます。
もちろん、一度液状化で噴出したところ以外の
50m先では(違う「水みち」)では液状化する可能性があると思いますが・・・。
再液状化のメカニズムは完全に解明されていないのに、
実験結果だけで、再液状化と言うのは・・・少し・・・・どうかなと思います。
もちろん備えあれば憂いなしですが、
特に旭市は液状化で倒壊した建物も多くあります。
不安を変に煽るようなことがなければいいですが・・・。