相談をうけた。
100の工務店があれば、100通りの工法がある。
それぞれの工務店には、それぞれに「こだわり」があり、
そのことが、逆にお客さんを悩ます原因の一つでもあると私は思う。
他社との違いを、お客さんにコンコンと話す。
お客さんは家造りの素人でもあるにかかわらず、
出会った・・・このひとなら信用できると感じた人の話すこと鵜呑みにする。
それが、今の時代まったくナンセンスで、間違いであることを・・知らずに住宅を建てる。
不幸だ。
というか、未だにそういった住宅を建てるか!少し憤りも感じるが、
お客さんも、きちんと選べなかった責任がある。
後悔しても、出会うべくして出会ったと・・・それも縁です。
と厳しいことも言いたくなるが、それではあまりににも・・・・
ということで、90分話した後、今後の方向性とるべき対策を密に話した。
この相談で、感じたのは、
やっぱり、工務店がどこをみてるかってこと、
つまり、お客さんか同業者か、
アンサーはお客さん。
そう答える工務店が100%だと思うが・・
実際は差別化の弊害に汚染されてることに気が付かない。
だから、他社との比較に時間を割く、
それよりも大事なことあることに気が付かずに。
同業者も見るであろうこのブログに、
あえて書かせていただく。
私見だが、差別化戦略は負戦略だ。
以上。