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PHIJP新春講演会

こんにちは、しまうまです。
先日、御茶ノ水の連合会館で行われたPHIJPの新春講演会に参加してきました。

PHIJP新春講演会2018

今回のメインは「アメリカの高気密高断熱改修」です。講演者の一人、Brian Butlerブライアン・バトラー)さんは、自宅の高気密高断熱リフォームを皮切りに、さまざまな建物のリフォーム(リノベーション)を手がけてきたとのこと。
サイディング外側にさらに壁を作ったり、家を持ち上げたりとダイナミックな施工例が満載でしたが、その裏側には緻密な計画やシミュレーションがあり、そのギャップも非常に面白かったです。

PHIJP新春講演会 アメリカの高気密高断熱改修

パネルディスカッションでは、弊社代表の林もパネリストとして参加し、「これからの省エネ住宅」について話し合いました。
欧米は既存住宅を住み継ぐ文化で、既存住宅の取引が中心。自分たちでできるメンテナンスは自分たちで行うのが暮らしの一部であり、そのためのアイテムも広く流通していると聞き、確かにそんなイメージだなと納得しました。
また、施工業者が高気密高断熱リフォームを行いやすくするような建材や、性能保証をサポートするシステムをメーカーが率先して開発していたり、不動産の評価に気密や断熱も含まれていたりと、日本も参考にする点がいろいろとあると思いました。

PHIJP新春講演会 パネルディスカッション

今後はPHIUS公認パッシブハウス・コンサルタント講習会の日本版も行われるようで、そちらも注目です。