ハヤシ工務店 広報の光担当 加瀬です。
別に、髪がないわけではないですよ?まだ、、、。
先日、5/24に完成見学会「デザイン性と家事ラクを両立した住まい」を開催いたしました。
ご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。
少しでも弊社の物件の魅力を感じていただける機会になっていれば、何よりです。
見学会というのは、やっぱり少し特別な空気がありますね。
普段図面や写真だけでは伝わりきらない部分を、実際の空間として体感していただける。
こちらとしても、「どう感じてもらえるだろう」と、どこかそわそわしながら当日を迎えています。
完成してからの“はじめまして”
さて、今回イベントを開催した物件なんですが、実は完成してからしっかり見るのは自分自身初めてでした。
もちろん工事中には現場へ行っていますし、図面も見ています。
ただ、やっぱり完成後の空間って別物なんですよね。
家具や照明が入り、空気感が整って、ようやく“暮らしの場所”として立ち上がってくる。
工事中には見えていなかった表情が、急に見えてくる瞬間があります。
そんな中、イベント準備を進めながら、ふと足を止めた場所がありました。
洗面です。
洗面で思わず「おぉ」
最近の洗面空間って、本当に完成度が高いなと思います。
今回の物件も、まとまりのある色使いに、流行りのシンプルな造形。
そこに個性のある鏡や照明が組み合わさっていて、全体としてすごくバランスが良かったんです。
派手すぎるわけではないんですが、ちゃんと印象に残る。
“ちょうどいい存在感”みたいなものがありました。
準備をしながらその空間を見たとき、思わず「おぉ…」と声が漏れまして。
別に大げさなリアクションではないんですが、
なんというか、空間としてすごく気持ちよかったんですよね。
光がつくる模様
特に目を引いたのは、照明でした。
照明器具そのものももちろん素敵だったんですが、それ以上に印象に残ったのは、“光がつくる影”です。
ガラスで覆われた光源から漏れる光が、壁や天井に模様のような陰影を落としていて。
その表情がすごく綺麗だったんです。
ただ明るく照らしているだけではなくて、光そのものが空間を演出している感じ。
照明って、どうしても「明るさを確保するもの」として考えがちですが、
実際には“空気感をつくるもの”でもあるんですよね。
明るければいいわけじゃない
家づくりをしていると、「どれくらい明るいか」という話はよく出てきます。
もちろん、暗すぎるのは困ります。
作業する場所ならなおさらです。
ただ、実際に居心地へ影響しているのは、“明るさの量”だけではない気がします。
光の色味だったり、広がり方だったり、陰影だったり。
今回の洗面空間を見ていても、
単純な照度以上に、“光の表情”が空間を豊かにしているように感じました。
均一にパッと明るい空間も使いやすいですが、少し陰影があるだけで、急に落ち着きが出るんですよね。
光は素材でもある
照明器具って、ある意味“光を扱うための素材”なのかもしれません。
ガラスの凹凸や質感によって、光の出方が変わる。
金属の反射でも印象が変わる。
つまり、照明器具そのものだけではなく、“そこからどう光が広がるか”まで含めてデザインされているんですよね。
今回の物件でも、ガラス越しに広がる柔らかい陰影が、本当に綺麗でした。
なんというか、光が壁に“描かれている”ような感覚というか。
ああいう瞬間を見ると、照明って単なる設備じゃないんだなと改めて思います。
夜の空間の大切さ
家って、意外と“夜にいる時間”のほうが長かったりします。
昼間は仕事や学校で外に出ていることも多いですし、
実際に家で過ごす時間って、照明がついている状態がかなり多い。
だからこそ、夜の空間の質って大事なんですよね。
昼間は自然光である程度整って見える空間でも、
夜になると照明次第で印象がかなり変わります。
逆に言えば、照明計画がしっかりしていると、夜の居心地がぐっと良くなる。
今回の洗面も、まさにそんな空間でした。
小さな演出の積み重ね
照明がつくる陰影って、正直かなり小さな要素です。
言われなければ気づかない人もいるかもしれません。
でも、そういう“小さな心地よさ”の積み重ねが、空間全体の印象をつくっている気がします。
例えば、ホテルなんかでも「なんか落ち着くな」と感じる場所って、照明がすごく上手だったりしますよね。
必要以上に明るくせず、陰影をちゃんと使っている。
家づくりでも、そういう視点は意外と大事なんだと思います。
見学会だから気づけること
完成見学会って、お客様に見ていただく場ではあるんですが、
同時に、自分たちも改めて空間を見直す機会になっている気がします。
完成後に実際の空間として見ると、
「この照明いいな」とか、「この陰影落ち着くな」とか。
そういう“暮らしの感覚”として見えてくる部分がある。
今回も、洗面の照明を見ながら、そんなことをぼんやり考えていました。
光が残す余韻
イベントが終わったあとも、あの洗面空間の印象がなんとなく残っています。
特別派手な空間ではないんです。
でも、だからこそ記憶に残るというか。
壁に映るガラスの影とか、柔らかい光の広がり方とか。
そういうものが、空間にちゃんと“余韻”をつくっていました。
家づくりって、間取りや性能ももちろん大事なんですが、
こういう感覚的な部分も、実はかなり暮らしへ影響しているんでしょうね。
光ひとつで、空間の空気は変わる。
そんなことを、準備中の洗面で「おぉ」と立ち止まりながら、改めて感じた1日でした。
