「加瀬くん がなにか言ってます。」

スタッフブログ

「加瀬くん がなにか言ってます。」

「引っ越しで考える収納」と言われています。

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実は、昨月をもって、 会社に併設されていたカフェが閉店しました。
ご利用いただいていた皆さまには、 長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。

そんな出来事がありつつ、 現在そのカフェスペースには、
私の所属する広報と設計部が、デスクごと引越ししてくることになりました。

カフェだった空間に、 事務机とパソコンが並ぶ光景は、
少し不思議で、 少しだけ新鮮です。

日当たりは良い。でも、収納がない

今回の引越しで、 広報のデスクは、
これまでよりもずっと日の光が入る、
なかなか良いロケーションに移動しました。

午前中なんかは特に、
「お、今日は気持ちいいな」と思えるほどで、
環境としては申し分ありません。

ただひとつ、
はっきりと変わった点があります。

それが、収納スペースの少なさです。

「とりあえず置いておく」ができない

これまでのデスク周りには、 正直なところ、
かなり余白がありました。

置き場所や管理に困ったものがあれば、
「一旦ここに…」
と置いておけるだけのスペースがあったんです。

それが、 今回の引越しによって、
ほぼ無くなりました。

置けない。
逃がせない。
ごまかせない。

結果、
デスク周りの物品を、
一度しっかり精査する必要が出てきました。

これは…いらなかったですね

引越し作業の中で、
書類、文房具、備品、
あれやこれやと見直していくと、
不思議なことが起きます。

「これ、いつ使いましたっけ?」
「これ、同じものが2つありますね…」
「これ、存在を忘れてました」

そう、 意外といらないものを、
ずっと抱え込んでいたことに気づいたんです。

結果的に、 今回の引越しに合わせて、
ちょっとした断捨離のようなことをしました。

収納が多い=正解、なのか?

最近の住まいのトレンドを見ていると、
「収納がたくさんあること」
が、ひとつの魅力として語られることが多いです。

確かに、 収納をしっかり計画すれば、
生活感を表に出さず、
いわゆるホテルライクな空間をつくることもできます。

表面はすっきり、
裏側にすべてを収める。

とても理想的です。

置けることのデメリットとは

ただ、今回の自分のデスク引越しを通して、
少し別の見方も浮かびました。

収納があると、
「今は使わないけど…」
「いつか使うかもしれないし…」
と、 判断を先送りにしてしまうことがある。

置けるから、置く。
しまえるから、しまう。

結果として、
物の取捨選択をしないまま、
空間だけが埋まっていく。

これ、 住まいでもよく起きていることかもしれません。

収納は「量」より「意識」

収納は、 多ければ多いほど良い、
というものではないのかもしれません。

むしろ、
「ここに何をしまうか」
「これは本当に必要か」
を考える余白を残すこと。

それが、 暮らしを整える上では、
案外大切なのではないかと感じました。

今回の引越しで、 物は減りましたが、
デスク周りは前よりも、
ずっと気持ちよく使えています。

住まいも、デスクも、似たもの

引越しという出来事は、
どうしてもバタバタしますが、
こうして振り返ると、
暮らしを見直す良い機会でもあります。

収納が足りないと感じる前に、
本当に必要なものは何かを考える。

収納を増やす前に、
減らせるものがないかを考える。

今回のデスク引越しは、
そんな当たり前だけど、
つい後回しにしがちなことを、
改めて教えてくれた気がします。

置けないから、整う

不便になった部分も、
もちろんあります。

でも、 置けないからこそ、
考えるようになった。

考えたからこそ、 少し整った。

収納って、 実は空間の話だけじゃなくて、
暮らし方や、 意識の話なのかもしれませんね。

そんなことを思いながら、
今日も新しいデスクで、仕事をしています。