「加瀬くん がなにか言ってます。」

スタッフブログ

「加瀬くん がなにか言ってます。」

「聖夜に考えるセキュリティ」と言われています。

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なんだかんだ言いながら、1年は本当にあっという間です。
ついこの前まで暑い暑いと言っていた気がするのに、
気がつけばもうクリスマス。皆さんは、今年の聖夜をいかがお過ごしでしょうか。
家族で過ごす方もいれば、仕事の方、いつもと変わらない夜という方もいると思います。
どんな過ごし方であれ、この時期になると、街の空気が少しだけ柔らかくなるのが不思議です。

セキュリティホール?サンタさんはなぜ煙突から

クリスマスといえば、やっぱりサンタさん。
いい子にしていると、夜中にプレゼントを届けてくれる、ありがたい存在です。

昔からよく言われますよね。
サンタさんは煙突から入ってくる、と。

……いや、ちょっと待てよ、と。
ふと冷静になると、それって住まいとしてはなかなかのセキュリティホールじゃないでしょうか。
夢もロマンもない話で申し訳ないですが、
煙突から侵入できる家って、現代ではなかなか怖いです。

もちろん、そこはファンタジーなので野暮なことを言うのは無粋なんですが、
そんなことを考えていると、
「クリスマスって、意外と住まいの“安心”と関係が深いイベントなのかもしれない」
なんて思い始めました。

安心して眠れる夜があるという事実

サンタさんの話はさておき、
プレゼントが枕元に置かれる、というあの設定。

あれって、裏を返すと
安心して眠れていることが前提なんですよね。

鍵をかけ忘れて不安な夜だったら、
そもそも熟睡なんてできない。
物音に敏感になって、ちょっとした音でも目が覚めてしまう。

安心して眠れる夜があるからこそ、
朝起きたときに「あ、来てる」となる。
この“何も疑わずに夜を越えられる”という状態自体が、
実はかなり贅沢なのかもしれません。

現代の暮らしとセキュリティ意識とは?

近年、住宅のセキュリティは本当に重要視されるようになりました。
昨年あたりは、闇バイトなどのニュースも多く、
「自分の家は大丈夫だろうか」と考えた方も少なくないと思います。

昔は、
・近所付き合いが濃かった
・誰がどこに住んでいるか分かっていた
・地域全体で見守る空気があった

そんな環境が、自然な防犯になっていました。
でも今は、ライフスタイルも人との距離感も変わってきています。
だからこそ、住まいそのものに“守る力”が求められるようになった。

住宅におけるセキュリティの“基本

住宅のセキュリティというと、
防犯カメラや警備システムを思い浮かべがちですが、
まず大切なのは、もっと基本的な部分です。

・窓の位置
・道路からの視線
・玄関の見え方
・死角の有無

これらは、設計段階でほぼ決まってしまうことが多い。
あとから機械を付け足すよりも、
「入りにくい家」にすることのほうが、ずっと自然で効果的だったりします。

サンタさんが入ってくる煙突、
現代住宅ではほぼ見かけなくなりましたが、
それもある意味、時代が求めたセキュリティの進化なのかもしれません。

光の持つセキュリティ役割とは?

クリスマスのイルミネーションを見ていて思うのは、
光って、気持ちを和ませるだけじゃなく、
防犯の役割も持っているということです。

暗い家より、
適度に明かりがある家のほうが、
心理的なハードルは確実に上がる。

人感センサー付きの照明や、
夜でもほんのり点いている外灯。
派手でなくても、「誰かがここで暮らしている」という気配が伝わるだけで違います。

安心は、暮らしの演出でもある

セキュリティというと、どうしても物々しいイメージになりがちですが、
実は「安心感」も、暮らしの大切な演出のひとつだと思います。

安心できる家だから、
夜に照明を落としてくつろげる。
安心できる家だから、
外の寒さを忘れて、室内で穏やかに過ごせる。

クリスマスの夜に、
家族が同じ空間で、何も心配せずに過ごせる。
それって、実はとても完成度の高い住まいの姿なんじゃないでしょうか。

夢のある話と、現実的な備え

サンタさんは、たぶん今年も煙突から来てくれるでしょう。
……少なくとも、子どもたちの世界では。

一方で、大人の私たちは、
夢を楽しみつつ、現実的な備えもしておく。
そのバランスが、今の暮らしにはちょうどいい気がします。

クリスマスの光に包まれながら、
「この家で、安心して過ごせているな」と思えること。
それ自体が、もしかすると一番のプレゼントなのかもしれませんね。

Mary Xmas~♬