「花と住宅の毒素」と言われています。 – スタッフブログ

「加瀬くん がなにか言ってます。」

スタッフブログ

「加瀬くん がなにか言ってます。」

「花と住宅の毒素」と言われています。

ハヤシ工務店 広報の毒素担当、、、じゃないはず! 加瀬です

三寒四温という言葉を、最近とても実感しています。
暖かい日が続いたかと思えば、急に冷たい風が吹いたりして、
「おや、まだ冬でしたっけ?」なんて思う日もあったりします。

そんな日々の中、ふと帰宅して庭先を見たとき、
黄色い水仙の花が咲いているのに気づきました。

いつの間に咲いていたんでしょうね。
ついこの前までは、土の色ばかりが目立つ庭だった気がするのですが、
気づけば、春の色がぽつんと現れていました。

自然というのは、こちらが気づいていようがいまいが、
ちゃんと季節を進めているようです。

香りで気づく春

水仙の花に近づくと、
ふわっと独特の香りが漂ってきます。

あの香りを嗅ぐと、
「ああ、春になるんだな」と、
妙に実感が湧くんですよね。

桜のように派手ではありませんが、水仙は水仙で、
春の始まりを知らせてくれる花のひとつだと思います。

庭にぽつんと咲いているだけなのに、
なんとなく空気の雰囲気まで変えてしまう。
植物って、なかなかすごい存在です。

実は毒がある花

そんな水仙ですが、
実は有毒植物だというのをご存知でしょうか。

水仙には毒があり、
食べてしまうと食中毒を起こすことがあります

ニラと水仙を間違えて食べてしまうという事故も
たびたびあるそうです。

葉っぱの形が似ているらしく、
見た目だけではなかなか区別がつきにくいのだとか。

個人的には、ニラと水仙ではサイズ感などはそこそこ違う気がしますが

確かに言われてみれば、ぱっと見たとき、
「これは絶対違う!」と断言できるほどの差でもないような気もします。

自然のものだから安全、
というわけでもないんですよね。

というか、皆さんも道端の草を食べるような真似はやめましょう笑

身近にある“見えないもの”

こういう話を聞くと、
改めて思うことがあります。

私たちの暮らしの中には、
見えないけれど影響のあるものが、
意外とたくさんあるのだということです。

植物の毒もそうですし、
空気の成分なんかもそうです。

普段はまったく意識していないのに、
実は体に影響を与えることがある。

これは住宅の世界でも、
実は同じことが言えます。

シックハウス症候群とは

皆さんは
シックハウス症候群という言葉を聞いたことがありますか?

住宅に使われている建材や接着剤などから、
化学物質が空気中に放出され、
それを吸い込むことで体調不良を起こすというものです。

頭痛がしたり、
目がチカチカしたり、
めまいや吐き気が起きたり。

原因はさまざまですが、
建材に含まれる化学物質が関係しているケースもあります。

少し前の住宅では、
この問題が社会的にも取り上げられました。

建築業界の対策

こうした背景から、現在では建築業界でも
シックハウス対策がしっかりと進められています。

法律の面でも、
建材に含まれる化学物質の量が制限されたり、
換気設備の設置が義務化されたりと、
さまざまなルールが整備されました。

例えば、建材の等級表示。
いわゆる**F☆☆☆☆(フォースター)**と呼ばれる表示などは、
聞いたことがある方もいるかもしれません。

これは、
ホルムアルデヒドなどの放散量が少ない材料であることを示すものです。

つまり、
見えない空気の安全性を守るための基準ですね。

素材を選ぶということ

住宅をつくるとき多くの方は
「間取り」「デザイン」「設備」
などに目が向くことが多いと思います。

もちろん、それらもとても大事です。

ですが同じくらい大切なのが、
どんな素材を使うのかということです。

壁材や床材、接着剤や塗料。

普段は目立たない部分ですが、
それらが空気環境を作っています。

毎日呼吸する空気だからこそ、
安心できる素材を選ぶことはとても大切なんですね。

見えないけれど大事なこと

水仙の毒も、
シックハウスの原因物質も、
共通しているのは

見た目では分かりにくい

ということです。

きれいな花でも毒がある。
新しい家でも空気の問題がある。

だからこそ、
知識や対策が必要になるわけです。

建築の仕事をしていると、
そうした「見えない部分」を
設計や施工の中で意識する機会が多くあります。

春の庭を見ながら思うこと

庭の水仙を眺めながら、
そんなことをぼんやり考えていました。

黄色い花は、
相変わらずきれいに咲いています。

ただ、その裏側には毒がある。
でも、それを知っていれば、
ちゃんと付き合うことができる。

住宅もきっと同じで、
素材や空気のことをきちんと理解していれば、
より安心して暮らせる住まいをつくることができます。

花と住まいと安心

春になると、
庭の景色はどんどん賑やかになっていきます。

水仙が終われば、
次はまた別の花が咲くでしょう。

そんな庭を眺めながら、
安心して深呼吸できる家で暮らす。

それって、 実はとても大切で、
とても幸せなことなのかもしれません。