「加瀬くん がなにか言ってます。」

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「加瀬くん がなにか言ってます。」

「荷も積もる」と言われています。

ハヤシ工務店 広報の冬担当 加瀬です。
いや、寒い人って意味ではないです。

先日、冬スポに行ってきました。いやぁ、あの空気いいですよね。冬に向けて、みんながワクワクしてる感じ。目的はもちろん、スノボ用品の買い揃えです。昨シーズンからはじめて、気づけばどっぷりハマってしまって…。今年は「自分の道具で滑るぞ」って意気込みで、スノボに詳しい友達と行ってきました。

板に、ブーツに、ビンディング。その他もろもろ、結構しっかり揃えました。買ったその日は、なんだか自分が上手くなった気分になっちゃうんですよね。道具の力ってすごい。気持ちだけはすでに中級者。

そして、帰り道の車の中。戦利品をうしろに積んでドヤ顔してたんですけど…ふと気づくわけです。「あれ、これ家のどこ置くんだろ」って。はい、これが現実。

スノボ道具、置き場所問題

これがね、予想以上に大きいわけです。板って意外と場所取る。ブーツも、ビンディングも、なんならウェアだってボリューミー。買う前は気づかなかったんですよねぇ…ま、気づこうともしなかったんですけど。

で、自宅に帰って広げてみたら、もうね、リビングに冬の山小屋が出現。僕の住まい、そんなに広いわけじゃないので、「どこに仕舞うのが正解なんだっけ…?」と、しばし固まりました。

特にスノボは完全に“季節物”。11月〜3月くらいしか出番がない。けど、そのためにしっかりスペースを割きたい気持ちもあるし…いやぁ、収納ってほんと永遠のテーマですね。

季節物って、案外主張強い

スノボ用品を眺めながら思ったわけです。「季節物って、ほんと場所取るな」と。

夏になればキャンプ道具やアウトドア用品が膨れ、冬は冬でスノボやストーブやら。春秋はそれはそれで、レインウェアだのピクニック道具だの。季節ごとの“幸せな荷物”がじわじわスペースを圧迫してきます。

必要なんですよ、どれも。だって、季節を楽しむって人生の質だと思うんです。冬にスノボ行くと、空気が冷たくて、静かで、あの非日常がたまらない。夏のキャンプだって同じ。そう考えると、「使わない期間だけ邪魔」って片づけ方はちょっと違うのかもしれません。

つまり、季節物って「暮らしを広げる荷物」なんですよね。…そう思うとなんか誇らしい。でも、収納は足りない。

収納のあり方、考え直す

結局、今の住まいって「普段の暮らし+季節の趣味」の両立なんですよね。昔に比べて、趣味の幅が広がっていて、しかも道具系が多い。だからこそ、収納は“余白”が必要なんだと思います。

家づくりを考えてる方と話していると、「必要な収納量を把握するのが難しい」とよく聞きます。いや、ほんとその通りで、私だって今こうして困ってますし。「今の自分だけ」じゃなくて、「趣味が増えた未来の自分」も想像できるかどうかって、大事なんだなぁとしみじみ思いました。

収納って“余裕”なんですよね。余裕がある家って、それだけで心に余裕ができる気がします。反対に、荷物が溢れてくると、気持ちもせわしない。やっぱり住まいって、物語の器だなぁって思います。その中に、季節ごとのワクワクも全部入れてあげたい。

さて、どこに置こうか

そんなわけで、今の僕はスノボ道具の置き場所を模索中です。クローゼット?うーん、ちょっと厳しい。押入れ?ギリいける。でも板って立てて置くのが正解なんだっけ…?とか、もう色々考えてます。

ま、こうして悩むのもまた楽しいんですけどね。季節を楽しむ道具たちだから、できれば気持ちよく収納してやりたい。なんなら見せる収納でもいいんじゃないか…とか思ったりして。いや、でもリビングにでんっと板が立ってるのもな…とか、終わらないループです。

とりあえず今季は、道具たちにとっても僕にとっても、快適な“定位置”を見つける旅を楽しみます。これもまた、暮らしの一部。いやぁ、スペースって大事だなぁ。ほんと。