百術不如一誠

社長ブログ

百術不如一誠

大工工務店としての「矜持と意地」 4/30

弊社は毎年職人を募集している。
つまり、『大工』を育てたい。
私の夢のひとつだ。
当時(バブルの終わり頃)、
私は、バイトで50・60万稼いだ。
決して、如何わしいバイトではない!
うどん屋、カラオケ屋、宅急便などだ。
勿論、学校にも通ったが、
ほとんど寝ていたような記憶がある。
(情けない)
50~60万稼ぎだしていた自分が、
帰省して大工見習いとなってからは、
【一日、4,000円、怪我と弁当は自分持ち】
である。
一度覚えた収入と、
大工見習いの収入とのギャップに、
なかなか我慢出来なかった
記憶がある。
当時はフリーターという言葉のが流行った。
で、今はというと、労基もあるが、
やはり、会社としてコンプライアンス重視!
最低賃金、社会保険、労災、は当たり前!の世界。
今に、なって当時棟梁から4,000円しかもらえない
事がわかる。
いや、4,000も頂けて、仕事を教えてくださって、
ありがとうとおもうことが出来る。
さて、弊社の若手といえば、
彼等なりに、がんばっているとは思うが・・(笑)
まだまだ・・(笑)
あまり言わないほうがいいかな。(笑)
しかし、この時代に大工になろうと
弊社に入ってくるからには、一人前に育てたい。
いや、ただの大工ではなくてスーパー大工にだ!
この『スーパー大工』はおいおい話すとして、
いまは、焦らないで、一つ一つ技術を覚えていって欲しい
と心からおもっている。頑張れ。