百術不如一誠

社長ブログ

百術不如一誠

防水透湿シート 3/3

今までは、ミクロの細孔構造

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ミクロの微細孔という構造はこの細孔を通って外へ排出されていましたが、

シートがある程度湿り気を帯びると細孔が水分に覆われ湿気を処理しきれなくなる

細孔が水分で塞がれることにことによって防水性が高まる仕組みでその水分は

圧力でもかからない限り移動できずに内部なとどまっていた。

 

で、これが弊社の今

無細孔構造

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革新的な微細網目構造が湿気をアクティブに排出、

さらにちょっとした湿度上昇に伴って湿気輸送のスピードもあがるので

アクティブな湿気調節ができる。さらに、約100kPaの圧力をかけて

行う防水試験にも楽々合格。

 

自慢ですか?

それがどうしたって?っ話ですが、

 

ここは、誤解しないでほしい。

差別化のためにこのシートを採用してるいのではなくて

 

弊社の社是に「一生涯のお付き合いを・・」とあるのに、

お客様は35年のローンを組んだりするのに、

住宅の最低限の品質の長期優良住宅の認定を得ている住宅なのに、

1年6ヶ月で劣化するシートは使えない!

びっくりするくらい劣化が報告されているシートは使えない。

シンプルにそういった思いだ。

 

自慢ではない。

弊社のメンブレンは、

三層構造の高い強度と防水性能が、

吹き付ける雨や風を遮断し、

高い透湿性によって構造内部の湿気をアクティブ外に排出し、

木材に一般的に使われる防腐剤・防蟻剤等の化学薬品(界面活性剤etc)や、

建材に使われる薬剤・現場機具の油分に対しても、非常に高い抵抗性を持ち、

釘穴にも強い引裂強度そして、作業効率を上げる扱い易いシートだ。

 

弊社が採用しているものだけでなく

他にもたくさん科学技術の発展により恩恵を受けている

性能の良い防水透湿シートがたくさんある。本当にたくさん。

今後、さらに良いものがでれば、すぐに検討する。

 

誤解を恐れず、言わせて頂く、

防水透湿シートだって、断熱材だって、どうだってよい!

 

それを採用する人が、

どんな物性値なのか、どんな試験をしているのか、

そしてそのデータが正しいのか、

施工性はどうなのか・・

プロとしての矜持をもって、

侃々諤々議論して採用するべきだろう。

 

それが、お客様の利益であり、

つまり会社の利益だ。