パッシブハウスについて。
できるだけ簡単に
さらっとですが説明します。
本気で知りたい方はカフェにおいでください。
まずは、「パッシブハウスのコンセプト」
パッシブハウスの名前のとおり、
受動的(パッシブ)に建物のエネルギーを減らそうといったコンセプトだ。
ここまでは、シンプルに分かるとおもう。
つまり、建物の燃費(エネルギー)の多くを占めている暖冷房負荷(後々詳しく)を
受動的に減らそうということだ。
例えばアメリカのパッシブハウス基準の建物の暖冷房負荷は
アメリカの既存の平均的な建物の暖冷房負荷の10%程度になるようにと
考えられている。
車に例えるなら、燃費を抑えることで二酸化炭素の排出量を減らす、または0にする
といった感じかな。
簡単にいうと、建物かかる暖冷房負荷を既存の建物の10%程度にして、
建物全体の光熱費(エネルギー)を20%から40%に抑えるって事で
覚えてもらっても良いです。及第点ですが・・・。笑。
コンセプトがなんとなくわかったところで、
暖冷房負荷を抑える(少なくする)ための、
パッシブハウスの5大原則を!
- 連続断熱(最小限の熱橋)
- 連続気密
- 最適な窓(窓の質・日射の取り方遮り方)
- 顕熱・全熱交換機を使った換気
- 効率的で最小限の空調設備・照明・家電製品、そして再生可能エネルギー
以上が5大原則 これを実行することで暖冷房負荷を抑える。
ただし、1から3(建物の空間を囲っているもの、屋根・壁(窓)・床)までが、
パッシブアイテム(これが基本)
そして4と5がアクティブアイテムになる。
1から5までを学びたい人は、64時間の講義を受けていただければ・・
なんとなくパッシブハウスが何なのか・・わかった気になるでしょう。
まずは、さらっとコンセプトと五大原則のさわりまで。
それと、
パッシブハウスをオーバーな高断熱・高気密な建物と思ってる方は、
はっきり、言いましょう。まったくの間違いです。
なぜ、こんな誤解がうまれるのか・・。
歴史とからめればなんとなくわかるとおもうので次回。
つづく。