「事務所も家も虫対策」と言われています。 – スタッフブログ

「加瀬くん がなにか言ってます。」

スタッフブログ

「加瀬くん がなにか言ってます。」

「事務所も家も虫対策」と言われています。

ハヤシ工務店 広報の防虫担当 加瀬です。

気温もだいぶ上がってきて、季節がぐっと進んできたなと感じる今日この頃です。
植物はどんどん元気になっていきますし、庭先なんかを見ていても「ああ、いい時期だな」と思うことが増えてきました。

ただ、その一方で、ですね。
どうしても一緒に活性化してくるのが虫たちです。

まあ、こればっかりは仕方ないんですけどね。
自然が元気になるということは、虫も元気になるということなので。頭では分かってるんですが、実際に目に入るとやっぱりちょっと身構えてしまいます。

外壁にシュッシュする日

そんな中、先日ちょっとしたお手伝いを頼まれまして。
カフェロハスが閉店してからというもの、元々カフェで働いていた方が、定期的に事務所の清掃や環境整理をしてくれているんですが、その流れで「防虫スプレーを撒きたいんですけど、少し手伝ってもらえませんか」と。

話を聞くと、どうやら蜘蛛の巣を作られにくくするためのスプレーとのこと。
なるほどな、と。確かにこの時期、気づくとあっという間にできてますからね。

というわけで、外壁に向かってひたすらシュッシュしてきました。
特に難しい作業ではないんですが、こういう“地味だけど効くやつ”って、意外と大事だったりします。

やってる最中は正直、「これで本当に来なくなるのかな」と半信半疑な気持ちもありつつ。
でもまあ、やらないよりは確実にいいはずだよな、と自分に言い聞かせながら作業してました。

作業のあとの一杯

一通り終わって、さて片付けようかと思っていたら、「コーヒー入れますね」と声をかけてもらいまして。
そういえば、もともとカフェで提供していたコーヒーなんですよね。

せっかくなのでありがたくいただいたんですが、これがまた、すごく良くて。
挽きたてだったこともあってか、香りがとにかく澄んでいるというか、余計な濁りがない感じで。

こういう表現が合っているのか分かりませんが、すっと入ってくる香りでした。
派手ではないんですけど、ちゃんと芯があるというか。

さっきまで外でスプレーを撒いていた流れもあって、余計にその一杯が沁みたのかもしれません。
なんとなくですが、「ああ、手を動かしたあとのこういう時間っていいな」と思いました。

防虫という視点

さて、そんな流れもあって「防虫」という言葉が少し頭に残っていたんですが。
よくよく考えてみると、これって建築の中でも意外と大事なテーマだったりします。

見た目や使い勝手、断熱性能なんかは意識されやすいんですが、防虫というのはどうしても後回しになりがちというか。
何かあって初めて気にする、みたいな位置づけになりやすい気がします。

ただ、実際に暮らしていくことを考えると、虫との距離感ってかなり重要なんですよね。
ゼロにはできないにしても、できるだけストレスの少ない状態にはしておきたいところです。

セルロースファイバーという選択

ここで少し仕事の話にもつながるんですが、ハヤシ工務店で製造・施工しているセルロースファイバー断熱材。
これ、実は防虫効果があるのをご存じでしょうか。

断熱材というと、どうしても「暑さ寒さを防ぐもの」というイメージが強いと思います。
もちろんそれがメインの役割なんですが、それだけではないんですよね。

セルロースファイバーにはホウ素が含まれていて、このホウ素が防虫の役割を果たしてくれます。
シロアリなどの害虫に対して効果があるとされていて、結果的に建物自体の耐久性にも関わってくる部分です。

これもまた、さっきのスプレーと似てるなと思うんです。
目に見えてすぐ効果が分かるわけではないけど、確実に効いている。そんな存在です。

見えないところの積み重ね

断熱材なんて、基本的には壁の中に隠れてしまうものです。
完成してしまえば、普段の生活の中で目にすることはほとんどありません。

それでも、その中にどんな素材が使われているかで、住み心地や安心感は変わってきます。
防虫という観点も、そのひとつです。

普段は意識しないけれど、いざというときに差が出る。
こういう部分って、なんとなく後回しにされがちなんですが、長い目で見るとじわじわ効いてくるところでもあります。

手をかけるということ

外壁にスプレーを撒く作業も、断熱材の防虫効果も、どちらも方向性は似ている気がします。
派手さはないけど、確実に環境を整えていくためのもの。

そして、どちらも「誰かが手をかけている」という点では共通しています。

今回、事務所の環境を整えてくれている方の存在もそうですし、
見えないところで建物を支えている素材もそうです。

普段あまり意識しない部分にこそ、実はちゃんとした理由や役割があるんだなと、改めて感じました。

コーヒーと、ちょっとした余韻

あのときいただいたコーヒーの香りが、なぜかまだ少し記憶に残っています。
たぶん味だけじゃなくて、その前後の流れも含めて印象に残っているんでしょうね。

外でシュッシュとスプレーを撒いて、少しだけ体を動かして。
そのあとに一息つく時間がある。

こういう何気ない流れの中に、ちょっとした心地よさがあるのかもしれません。

防虫という、どちらかといえば地味なテーマから始まった一日でしたが、
結果的にはいろんなことを考えるきっかけになりました。

まあ、こういう日も悪くないですね。