「寒さの告知」と言われています。 – スタッフブログ

「加瀬くん がなにか言ってます。」

スタッフブログ

「加瀬くん がなにか言ってます。」

「寒さの告知」と言われています。

ハヤシ工務店 広報の冷え込み担当 加瀬です。

先日、台風15号がやってきました。

今回の台風、いつもよく見る台風の進路とは少し違ったルートを通っていったようで、「台風って、こんなところから来ることもあるんだなぁ」なんて思いながら天気予報を眺めていました。

台風といえば、強風や大雨。

飛ばされそうなものを片付けたり、窓を確認したり、何かと身構えてしまいます。

ところが今回、台風が過ぎた後に個人的に一番印象に残ったのは、風や雨よりも「寒さ」でした。

先日まであれだけ暑かったのに。

8月真っ最中ですよ?

それなのに、朝方にエアコンも使っていないのに、「……寒いな」と感じる。

思わず窓の外を確認してしまいました。

いやいや、まだ8月ですよね。

この間まで「暑い、暑い」と言っていたのに。

8月なのに「寒い」と思った朝

台風の影響なのか、気温が一気に下がったこの日。

朝の空気が、それまでとは明らかに違いました。

夜中までエアコンを使っていたわけでもありません。

それなのに、朝方になると少し肌寒い。

普段なら暑さで目が覚めるくらいの時期なのに、布団の中で「もうちょっとこのままでいいかな……」なんて思っていました。

これはちょっと驚きです。

そして、こういう時にふと感じるんですよね。

まだまだ暑い日は続くでしょうし、残暑もあるでしょう。

それでも、確実に秋へ向かっている。

そして秋が来れば、あっという間に冬です。

一年、早すぎませんかね。

季節が変わると家の感じ方も変わる

夏の間は、家の中にいると「いかに涼しく過ごすか」が気になります。

エアコンをつける。

扇風機を回す。

日射を遮る。

窓を開けて風を通す。

とにかく暑さとの戦いです。

ところが季節が進んで冬になると、今度は真逆。

「いかに暖かさを逃がさないか」が重要になってきます。

同じ家なのに、季節によって求めるものがまったく違う。

家って面白いですよね。

夏には涼しく、冬には暖かく。

できれば冷暖房に頼りすぎず、快適に過ごしたい。

そう考えると、やっぱり住宅の断熱というものは大切なんだなと改めて思います。

まずはDIYでできる断熱から

とはいえ。

「断熱性能を上げたいから、家を丸ごと改修しましょう!」

なんて、なかなか簡単にはできません。

お金もかかりますし、工事も必要です。

では、もっと手軽にできることはないのか。

そんなことを考えていると、DIYでできる簡単な断熱対策がいくつか頭に浮かびました。

まず一番取り入れやすいのは、窓まわり。

家の中で熱の出入りが大きい場所のひとつです。

そこで、窓ガラスに断熱用のシートを貼る。

これだけでも、窓から伝わってくる冷気を少し和らげることができます。

ホームセンターなどへ行くと、冬用の窓断熱シートや、結露防止をうたった商品がいろいろ並んでいます。

「そんなもので変わるの?」

と思うかもしれませんが、何もしないよりは試してみる価値があります。

結露対策も忘れずに

冬になると、もうひとつ気になるのが結露です。

朝起きて窓を見ると、

「うわ……びっしょり。」

なんてこと、ありませんか。

窓ガラスだけでなく、サッシまで濡れている。

そのまま放っておくと、カビや汚れの原因にもなります。

そこで、結露防止用のシートを貼ったり、窓の下部に吸水テープを貼ったりするのも比較的簡単な対策です。

結露を完全になくすものではありませんが、水滴がそのまま垂れてしまうのを防いだり、掃除の手間を減らしたりする助けにはなります。

ただし、結露の原因は室内外の温度差や湿度、換気などいろいろあります。

「シートを貼ったから全部解決!」

というわけではありません。

こまめな換気や湿度管理も大事。

家って、なかなか奥が深いです。

すき間を探してみる

そしてもうひとつ。

冬の寒さ対策として意外と気になるのが「すき間」です。

窓やドアの周辺から、なんとなく冷たい空気が入ってくる。

そんな時は、ホームセンターなどで売っているすき間テープを使ってみるのも一つの方法です。

ドアの枠や窓の周辺に貼るだけなので、比較的簡単。

ただし、換気口や必要な通気部分まで塞いでしまわないよう注意が必要です。

何でもかんでも隙間を塞げばいい、という話ではありません。

このあたりは住宅の面白いところで、密閉すればいいわけでもなく、適切な換気も必要。

「寒いから全部塞いじゃえ!」

ではダメなんですね。

断熱は「家の性能」だけではない

こうしたDIYを調べていると、改めて思うことがあります。

断熱というと、どうしても「断熱材」の話を想像します。

壁の中に何が入っているのか。

天井にはどんな断熱材を使うのか。

床下はどうするのか。

もちろん、それは非常に重要です。

でも、実際の暮らしでは窓やドア、日射、換気など、いろいろなものが関係しています。

家全体をひとつの環境として考える。

そうすると、「断熱性能が高い」という言葉の意味も少し違って見えてくるんですよね。

「ちょっとした工夫」が意外と面白い

DIYのいいところは、実際に自分でやってみて変化を感じられることだと思います。

窓にシートを貼ってみる。

すき間テープを付けてみる。

カーテンを厚手のものにしてみる。

家具の配置を少し変えてみる。

そして、

「あれ、ちょっと違うかも?」

と感じる。

こういう小さな工夫、個人的には結構好きです。

ホームセンターをうろうろしていると、「こんなものまであるのか」と思う商品がたくさんあります。

そして、そういうものを見ながら、

「これ家で使えるんじゃないか?」

と考え始める。

気付けば予定より長居している。

あるあるですね(笑)。

本格的な断熱は、やっぱり家づくりから

もちろん、DIYでできることには限界があります。

窓にシートを貼ったからといって、高性能な窓になるわけではありません。

すき間テープを貼ったからといって、家全体の気密性能が上がるわけでもありません。

だからこそ、これから家を建てるのであれば、最初から断熱や気密についてしっかり考えることが大切なんだと思います。

壁や天井、床の断熱。

窓の性能。

気密性。

換気。

日射のコントロール。

こうしたものを一つずつ考えて、家全体として快適な環境をつくっていく。

完成してから何とかするより、最初から考えておく。

これは住宅だからこそできる大切なことですね。

台風が教えてくれた季節の変化

それにしても、今回の台風。

「大変だったなぁ」という印象よりも、その後の急な冷え込みの方が記憶に残っています。

8月なのに、朝方に寒い。

そんな経験をすると、「秋も近いな」と。

そして秋を越せば冬。

そう考えると、冬の寒さ対策も今のうちから少しずつ考えておいてもいいのかもしれません。

いきなり大掛かりなことをする必要はありません。

窓に断熱シートを貼ってみる。

結露防止グッズを試してみる。

すき間を確認してみる。

カーテンを見直してみる。

まずは、そんな小さなところから。

暑さの次は寒さです

今年も暑い暑いと言っているうちに、気付けば寒さの話をしています。

季節の移り変わりって、本当に早いですね。

ついこの間まで、猫が玄関先で涼んでいたのに。

今度は「寒いから暖かい場所へ」と移動するのでしょうか。

我が家の猫も、これからお気に入りの冬ポジションを探し始めることでしょう。

そう考えると、家の中で「どこが快適なのか」を一番よく知っているのは、もしかしたら人間より猫なのかもしれません(笑)。

夏の暑さも、冬の寒さも、完全になくすことはできません。

だからこそ、自然の変化とうまく付き合いながら、家そのものの性能や、ちょっとした工夫で快適に暮らしていく。

そんなことを考えるきっかけになった、少し寒い8月の朝でした。