百術不如一誠

社長ブログ

百術不如一誠

【高気密・高断熱】 気密

「高気密・高断熱」な家って・・・・・なんだ?

最近、お客様から高気密高断熱について問合せがふえている。

良いことだ。

だが、実際のところ高気密高断熱についての定義、基準はない。

だから、住宅会社による高気密高断熱は様々だということ。

あっちの住宅会社ではこのあたりが高気密高断熱。

こっちのハウスメーカーの高気密高断熱はこのくらい。

 

まったくまったく・・・冗談じゃない。

これでは、お客さん迷っちゃうね。

 

そもそも、高気密ってなんなんだ?

相当隙間面積(C値)が0.2だと高気密で0.5だとそうでもないのか?

そもそも、なぜ隙間面積という値(床面積での比)を使うのか?

これだから、日本の住宅は性能が悪いし、世界的にみてガラパゴス化状態なんだろう。

 

私の意見を少々。

気密は、本来、漏気量で考えるべきだ。と言い続けているが・・

日本で仕事をさせていただいてるので、仕方なくC値に換算してる。

もっと、いうと例えば北米では外皮での比だ。

つまり、床面積でなくて「屋根、壁、床」の比である。これが正解と簡単にわかりそうだが・・・なぜ床面積?

このC値を作った人が語ってる動画を見たが納得できない。

しかも、9.8Pa(パスカル)時での値だ。

そして減圧時だけ。

さらに日本の計測器は少しでも風があったら正確に測れないはず!なのになのに・・・。

これが意味不明のガラパゴス的日本式ですね。

と制度を嘆いていてもしかたありませんが・・そろそろね・・・。

 

そして、常にお客様に言っていることは、大工さんだけで気密施工ができるわけではない。

そして、大事なのは気密ラインはどこか?何で気密施工するのかだ。

その部分は、大多数の施工業者がわかっていない。

さらに、なんのために気密施工するのか?

ここを勘違いしてる。

これが現状である。

 

ここでなんのために気密施工するのか?

どのような材料で誰と誰が気密施工するのか?

知りたい方は、ご連絡ください。